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NO2735 右傾化は教科書から始まった(10)

狭い入り江から波は打ち寄せた

狭い入り江から波は打ち寄せた
7日(土)曇。昨夜は第90回目の金曜デモに参加。来月で丸2年になる。参加者は24名。終了後友人と2人で飲む。地方より中央、田舎より都会、小より大を志向する考え方は世界的に見ても、日本人は特に強いように思われる。だから、だから、行政は東京に倣う傾向がある。

 

 石原元知事が就任してすぐに手を付けたのが、教育委員会の人事である。自分好みの露骨な介入人事であるのは言をまたない。委員長は清水司(東京家政学院大学理事長)委員に鳥海巌(元丸紅会長)、米長邦雄(棋士)、内館牧子(脚本家)、国分正明(元文部次官)

 

 教育長には総務局長だった横山洋吉。彼らがいかに右翼的な特殊な人物であったか。渡部氏は君が代・日の丸問題に関する発言を取り上げている。例えば鳥海「日の丸・君が代に反対する教職員は半世紀の間に作られたガン細胞のようなもの。徹底的にやる」と。要するに従わない教師を処分するということだ。

 

下から見上げる堤防

下から見上げる堤防 米長「職務命令を出さなかった校長は規律違反だから指導部長が呼びつけて、高等学校指導課長の前で詫びさせることをやってもらえるか」この男、天皇の前で「君が代が全学校で歌われるようにしっかりやります」と発言。天皇から「強制は良くありませんね」と。天皇が君が代斉唱を喜んでいると思い込んでいる。

 

 内館「職務命令を出さなかった校長たちは馬鹿な人たち」国分委員は先日話題になった「新しい歴史教科書をつくる会」が扶桑社から発行した教科書を強引に都立養護高校に採択させた。(採択権は基本的には市町村教委にあるが、都立高校だけは知事の権限でできる)

 

 都では月一回の校長連絡会での横山教育長の就任の挨拶も驚くべきものだ。「私は教育のことも、学校のことも全くわかりません。しかし、長く都の行政マンとしてやってきて、税金一円の重みを身に染みて・・。出世しようと思わないような職員は信じられません」

 

学校は無事だったが・・

学校は無事だったが 明らかに高校長を見下した発言でこんな人物が教育長だとはそれこそ信じられない。驚くことはこんなものじゃない。今までの都の教育委員会の基本方針から「日本国憲法及び教育基本法の精神に基づき、また児童の権利に関する条約等の趣旨を尊重して」を削除した。

 

 つまり、石原都政は憲法も教基法(旧)も条約も無視すると宣言したわけで、これが国会で大問題にもならず、マスコミも批判のキャンペーを張らずに見逃したということである。そのことを米長は公立の幼稚園から大学までの校長を集めた「教育施策連絡会」で知事を代弁して次のように述べたという。

 

 「東京の教育はガラッと変わったはずであります。大きく変えたところは、人事考課制度の導入と教育目標の改正この二つであります。新たな教育委員会の方針は教育基本法を完全に否定したんです。それを分かっていない校長がいるので困る」絶句するしかない。法律を否定する人物が教育委員だとは。

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