こんな木が有効なんだと
15日(日)曇。父の日など意識したこともなかったが、数年前から3人の子ども達からプレゼントが届くようになった。今年はウオーキングシューズ、テニスシューズ、珍しい鹿児島産焼酎(1.8l)である。みんな成長して親の気持ちが分かる年になったということ?
ワールドカップが始まり、否が応でも応援せざるを得ない。今日は初戦で敗れた。素人目で見ても、コートジボワールの方が上だった。これでは優勝など望むべくもなく、トーナメント進出が精いっぱいだろう。安心してみていられない。ギリシャ戦は必勝だ。
午後は「いのち・原発を考える新潟女性の会」主催の学習会「東電テレビ会議で何を話していたの?」この会代表の桑原三恵さんは元高校教師で巻原発を阻止した女性パワーの一人で、今や全国に名を知られた活動家である。原発に関しては学者並みに詳しい方だ。
20年後にここが森に
会議の内容については来月も続くので全て終えてから報告する。東電という会社が許しがたい腐った会社であることがはっきりとわかるやり取りである。本社と各発電所の間の連絡のために設置されたようだが、管元首相が東電に乗り込んでその存在が分かったとか。
しかし、その内容は国会事故調にも取り上げられていたにもかかわらず、朝日新聞がそれをすっぱ抜くまで3年間も「プライバシー」を理由に秘密にされてきたということ。こんな会社にプライバシーの権利などあるはずがない。全ての問題は情報公開の不十分さにある。
許しがたいのは東電だけではない。安倍内閣もだ。しんぶん赤旗の6月15日号は「トヨタ法人税ゼロ」には仰天してしまう。日本を代表する世界的な大企業が法人税も消費税も払っていないというのだ。4月23日付日経新聞のトヨタの広告が載っていると。
安らかにお眠り下さいと
「モヤシのような安価な食材も工夫次第で立派な主菜になる。節約は実は生活を豊かにするのだと気づけば増税もまた楽しからずや」一体この企業はどういう神経をしているのだと思う。トヨタは08年から5年間法人税を払っていなかったことを社長自ら明らかにした。
法人税ゼロのからくりは「受取配当益金不算入」や「研究費」の名目で「利益」を圧縮して赤字決算を出すのだという。大企業には数々の特典を与え、安倍政権はさらなる法人税引き下げを明言した。そうなれば、その財源を弱い者への増税や社会保障の切り下げに求めざるを得ない。
共産党の井上議員が国会で質問したが、実際の大企業の法人税負担率は日産が10.9%、本田技研が18%、京セラ13.9%、三菱商事が6.2%しかないというではないか。消費税についても、トヨタなどは増税分をしっかり価格に上乗せし、自分の腹は傷まないのだと。その上に輸出還付金まで受け取っていると言うのだ。詳しくは次号で。
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