岩沼市の慰霊碑
18日(水)曇。サッカーは韓国とドイツを応援したくなる。アジア人の血というよりいじめらっれ子を応援したくなるのかな。ドイツの場合は歴史に寄せる親近感かな?などと勝手な思いを抱く。見るとはなしにテレビのコマーシャルを見ると、サプリメントの多さには驚く!そんなにみんなが買うのかな?
私は買ったことは一度もないが、宣伝のような素晴らしいものならば、なぜ医者は勧めないのか。そもそも私は何事によらず、疑ってかかる。とりわけ、世間が騒いだり、あれはいいというと手を出したくなくなる天邪鬼根性が頭をもたげる。私は企業や上司には厄介な性格だ。
都教委の強圧的な改革の経緯を知るにつけ、戦慄を憶える。もう一人都教委に反旗を翻し、裁判で闘っている人物がいる。元三鷹高校校長・土肥信雄氏である。新潟での講演で直接聞いた話は教員の君が代斉唱を点検する指導主事が遅刻し、式の延期を命じてきたというとんでもない話。
全国から駆け付けたボランテイア
土肥校長はそのために地元の議員をはじめ来賓を待たせるわけにはいかないと、時間通り開会をした。そのことを咎められ、都教委に呼び出され始末書を書かされたというのだ。土肥氏は退職後、都教委の数々の横暴の是非を問うため、裁判を起こしたが、2審まで敗訴。今最高裁に係争中。
当然ながら、職員会議での挙手・採決の禁止は改正前の教基法10条の「不当な支配」に当たると訴えた。ところが、東京地裁も高裁も都教委の言い分を認めて土肥元校長の言い分を退けた。この判決を社説で取り上げたのは朝日だけだったというのだがその朝日が何を書いたか!
都教委の言い分を支持し、校長の決定権を拘束していた一部高校の状態を改善するための適法な通知で校長の裁量権の侵害には当たらないと書いた。世の中の右傾化はここまで来ているということだ。マスコミがこの土肥裁判さえ支援せず、むしろ否定する狂気!
水門も破壊された
渡部元校長は退職後、05年の久留米高校創立40周年記念誌に原稿を依頼され、提出したところ、都教委からの指示として5か所にわたって書き直しをさせられ、07年の閉校式には来賓として出席の案内が来たので申し込んだところ、都教委から辞退させよと校長に通知が来たと。
こうした異常事態が大騒ぎにならないことも異常だが、これらの改革によって当然予想されたことだが、都の教員採用試験への応募の激減。今はバスツアー付きで地方の学生を勧誘せざるを得ないと。もう一つは、東京都の青年教師の精神疾患の激増である。
08年、新任一年目の条件付き採用者のうち東京の不採用者は78人(全国の25%、二位の大阪32人の倍以上)中76人(97%)が依願退職。内24人(32%)が病気理由でその全員が精神疾患だという。正式採用にならなかった教員の数が増え続けているという。この問題は次号に続く。
続きを読む