キヤメロン在住者との交流
26日(木)快晴。朝6時頃歩き始めても暑い。世界中に日本の恥を曝した都議会の女性差別野次問題の決着のつけ方にどうにも怒りが収まらない。自民党とそれに追随する野党のだらしなさに対するマスコミの対応はこの程度なのか。だから日本は尊敬を得られない。
昨日の新聞テレビの報道はどう見ても変だ。昨日は3本の決議案が上程された。①発言は重大な人権侵害、他の発言議員も潔く名乗り出て辞職を求める=共産党提出、②発言は重大な人権侵害、潔く名乗り出るよう求める=民主党とみんなの党の共同提出。
③不規則発言は遺憾、二度と起こらないように努める=自民、公明、民主、結と維新、みんなの共同提出。可決されたのは③だけなのだが、それを伝えるマスコミはNHKをはじめ、新潟日報も「都議会やじ問題幕引き」発言者特定の決議案否決と伝えるのみである。
こっそりと豚肉の買い出し
どの新聞が何党がどの決議案に賛成し、反対したのかが分からない。探しに探して見つけたのが東京新聞一紙のみ。東京新聞は三つの決議案を並べて、表にして明示。①に賛成したのは共産党のみ、最低限の②にさえ自民、公明、民主、結と維新が反対しているのだ!
②、つまり発言者特定に反対した自民党の理由は「他の野次を聞いた議員がいない」と。さらに、自白して謝罪した鈴木都議に対し本会議での謝罪(つまりは都民への謝罪だ)を求める動議を提出しようとした共産党に「議会が謝罪を押し付けるのは人権侵害だと?!
さて、私たちの公開請求に対して市教委は慎重に検討と気を持たせながら、4月14日、市教委より「採択に関する基本方針と選定委員会規定」は公開、その他は一切非公開とする旨の決定通知書が届いた。県からも県の委員名や研究資料は非公開とするとの決定通知。
肉まん売りの店
開いた口が塞がらない。届いた通知書は先日写真を載せたように、文書番号と人数を除いて日付までまっ黒くマジックで塗りつぶしてあった。これも笑い話だが、マジックで塗りつぶしても、それをコピーしなければ透けて見えることも知らずに間抜けた文書だった。
このまま引き下がったのでは情報公開条例が何の意味も持たないと判断した私たちは、93年4月27日市教委に対し、「行政不服申し立て」を提出した。要旨は「議事録がないなど許されるのか」「採択理由も分からないのではその是非の判断ができない」ではないか。
6月10日市教委は反論として「情報審査会」に弁明書を提出。その中身は「氏名公表は業者からの働きかけが激しくなり選定に支障をきたす」というものだが、私たちはすぐさま6月28日、情報審査会に対し意見書を提出するとともに、証人調べを行うよう申し入れた。 つづく
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