トマトの収穫始まる
11日(金)台風到来が避けられてよかった。最近は台風のルートまで変わってしまい、新潟は安全地帯になりつつある。昼近く陽もさしてきた。久しぶりにテニスが出来そう。あの世界中に日本の恥を曝した号泣県議がようやく辞表した。彼を選んだ選挙民も恥じ入るべきだ。
世界の恥と言えば、英国在住のジャーナリスト・木村正人氏の「特ダネ・NHK女性記者15人が7月異動で大量退職の怪」の記事がネット上で話題に。NHKは偶然だと説明しているが、木村氏は男子学生の新聞記者志望の激減、少なすぎる女性記者、安倍人事の問題を取り上げている。
世界経済フォーラムの報告書によれば、日本の国会議員の女性比率は8%で120位。アフリカのマリよりも低い。IWMF(国際女性メデイア基金)の報告書でもメデイアで職業水準に達している割合が西欧は40%を超えている、日本はアジアの平均20.7%より低い15%。これで先進国と言えるのかと。
スーパーのよりおいしい
さらに、報告書は日本の放送局は総務省から免許を与えられており、メデイアが政府のコントロールを受けることへの批判が改善されていないと。安倍人事への批判もある。籾井会長の従軍慰安婦問題や長谷川三千子氏が少子化の原因を女性が外で働くからだということへの批判。
そして昔の英国在任中の部下で37歳で双子を出産した女性に英国の出産・子育ての実情を聞いたと。その答えが「医療費の心配がない、夫が育児休暇を取りやすい、職場復帰もしやすい、産休手当の補助が102%出るので中小企業の負担がない」を挙げたと。産経記者も外から日本を見ると、異常さが分かるということ?
英国やフランス、北欧諸国での数字を挙げながら、女性の社会進出度と出生率の回復は密接に関係しているとして、少子化の原因を晩婚化に結び付けるのは日本で「真正保守」を名乗る頑迷固陋な人たちだけだと、自分たちが支えてきた人たちをも批判している。
カボチャもすくすく
孫崎氏の本には驚く話が多い。戦後の対米従属の大勢の中で、米国に対して毅然とものを言う政治家はいなかったのかと言えば、いたと。吉田茂退陣の後首相になった鳩山一郎とその下で外務大臣兼副総理をやった重光葵だ。重光は吉田と対立して追われた。
5 55年7月、重光外相はアリソン駐日大使に陸軍を6年以内、海空軍をその後6年以内に撤退させること。米軍基地と米軍はNATO諸国と結んでいる条約同様の措置をとること、在日米軍支援のための分担金(いわゆるおもいやり予算)は今後廃止すること。
重光は本気で、その後訪米してダレスと直談判することになるが、結局要求は実現しなかったが、その後の自民党政権では要求さえできなかった。それをやろうとした民主党・鳩山由紀夫を政治家もメデイアも笑いものにして、安倍政権を支持するのは笑止千万。感覚が狂っている。それもまた国民のレベルと言う事か。
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