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NO2775 作り出された危機を考える(2)

数年ぶりに咲いた我が家のアガパンサス

数年ぶりに咲いた我が家のアガパンサス 17日(木)曇。昨日は実家の近く、燕市粟生津にある幕末から明治にかけて人物を輩出した長善館という私塾跡を見学に行った。この塾については後日詳しく報告したいが、私は日本が世界に誇れる最大のものは江戸時代の私塾や寺子屋、藩校などの教育制度だと。

 

 県内には有名な塾がいくつかあるが、長善館もその一つ。見学者は私一人で、館長さんから直接創設者・鈴木文臺と良寛さんの知られざる逸話をお聞きすることができた。長善館の名前の由来が「他人を教える者は教わる者の長所を伸ばし、欠点を補ってやるもの」この言葉は教育に関する永遠の真理だ。

 

 北方領土や尖閣、竹島問題を見る前に、孫崎氏が「日本の国境問題」で99年に氏が国際情報局長時代にドイツの連邦議会外交委員会委員長の話を引用しているので、それを是非紹介したい。今後の中韓両国との交渉にとても示唆に富んだ助言と思われるので・・・。


マレーシアのスイーツ 

マレーシアのスイーツ 「戦後我々はフランスとの確執を克服した。その我々から見ると、日中関係がどうして改善されないか不思議だ。独仏には昔から領土問題がある。二回の戦争を戦った。相手の国がいかに非人道的なことを行ったかを指摘し合えばお互い山のようにある」

 

 「しかし、我々はこのような犠牲を出す愚行をやめる決意をした。憎しみ合いを続ける代わりに、協力し合うことの方が両国民に利益をもたらすことを示した。(略)50年欧州石炭鉄鋼共同体を作った。それが欧州連合(EU)に発展した。今や独仏は戦争することはない」

 

 「安定した関係を作るには力の強い方が譲歩しなければならない。我々はフランスに譲歩した。今経済力では日本が中国に対して優位にある。この時期こそ日本が中国に譲歩し、安定した日中関係の基礎を作るべきである」と。韓国、中国を蔑視する安倍には無理だろうな。

 

果物

果物 ドイツの譲歩とはアルザス・ロレーヌ地方の石炭・鉄鋼であり、東はポーランドに日本の面積の3分の一強にもなる領土を譲り渡したことである。そして、何よりもドイツはあの戦争を深く反省し、被害を受けた国々と人々に真摯に謝罪し、賠償を続けていること。

 

 日本はそれが出来ていない。そればかりか南京虐殺や従軍慰安婦はなかったとか、侵略戦争であったことさえ認めず、戦後の独裁政権に渡した国家賠償を持って全て解決済みなどと開き直っている状況である。昨日、国連からヘイトスピーチに対応せよと言われる始末。恥ずかしい。


 

 私は中国、韓国、とりわけ中国の東シナ海や南シナ海における傍若無人の振る舞いを是認するものではない。革命前の中華思想を再現するかのような意識が垣間見えて不愉快である。特にベトナム在住中に見聞したベトナム人の反中国感情は凄まじいものがあった。中国は共産党一党独裁体制が変革されない限り未来はない。

 

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