通称王様の病院
29日(火)快晴。これも知人Sさんのブログで知ったことだが、関西電力の元副社長が少なくとも1972年から18年間にわたって歴代の首相7人に年2000万円の献金をしていたこと、その他の有力政治家に渡ったカネを含めれば、年数億円に及ぶという告白である。
91歳になる元副社長は『天下国家の為』と思ってやってきたが、福島の事故を見て「政・官・電力」の利権構造に問題があったと思うようになったと。朝日新聞に連載が始まっているらしい。今更という気もしないではないが、利権構造は徹底的に暴いてもらいたい。
関電だけの問題ではない。中部電力も知事選候補に裏金から3000万円を手渡して、それを前知事が認めたとのニュースもある。最大手である東京電力がもっと露骨な利権構造を持っていることは想像に難くない。この副社長、マスコミとの癒着も告白してもらいたい。
全てマレー語表記
今日もどこかのテレビ局が日本の教師の忙しさを取り上げていた。私が新聞投稿した通り、授業時数は多くないのに先進諸国に比べ週20時間近くも多い。放課後の部活動や雑務のせいだと。その対策が対症療法的な話ばかりで、これでは根本的解決には遠いなと。
普段なら朝の散歩中に小学校や中学校の前を通ると、7時過ぎには職員の姿があるのだが、今は夏休みに入ったので、さすがに誰もいない。しかし、漏れ聞こえてくる現場の様子は、夏休みと言えどもほとんど毎日出勤しているようだ。家で出来る仕事でも学校でやれとの指示があるらしい。私なら当然拒否したが・・・。
一日で済む会議もわざわざ2~3日に分けてやると言う。要するに、世間の目を気にして教師を出来るだけ学校に縛り付けるという発想である。教師は信用されていないということだ。私もそうだったが、私の教え子の教師になったら、夏休みに沢山本が読めると思ったものだ。
18歳未満は禁煙
期待は完全に裏切られ、雑務に追われる日々に失望して、辞職したいと訴えてきた教え子もいた。私の世代は教育公務員特例法第19条「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない」を目いっぱい要求し、活用した。
任命権者はそのための施設、方途を提供しなければならないとあり、第20条には「教員は、授業に支障がない限り、本属長(校長)の承認を受けて、勤務場所を離れて研修を行うことができる」この趣旨について、法案審議の国会で細かいやり取りがあり、最終的には教師は「時間を自由に使ってよい」となった。
直接教科に関係のない本を読み、旅行をして見聞を広めることも教師としての見識を高め、視野を広げることに役立つなら可能な限り許されるとの文部省(当時)の答弁だった。私などはこの規定を活用し、夏休みにまだ小さかった自分の子供を連れて北海道をテント旅行したことがどれほどその後の授業に役立ったことか。
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