旬にこだわって
4日(月)今日は家内の病院の日で送り迎え。いつも思うが、なぜこんなに病人が多いのか。毎日美味しいものを食べ、健康的な環境にあるはずなのに。間違いなく私は医療費の削減に貢献しているのに何の特典もない、変だ。一旦帰宅して、買い出しと夕食準備。
今晩のメニューはイモサラダ、鯵の刺身、蒸し茄子(この二品は私専用)、鶏肉と茄子、ピーマン、トマトを痛め、醤油、酢、ハチミツで味付け、残り半分の鶏肉を魚焼き器で塩コショウで焼いてみた。みんな美味しいと食べてくれた。料理は食べてくれる人がいるから創作の意欲が湧く。
毎年今頃になると、津南から「鬼もろこし」という、それは美味しいトウモロコシが届く。津南町役場の管理職を務めながら、農業をやっているO君からの贈り物である。いつの間にか家族で待つようになってしまった。O君は私が送り出した最初の卒業生である。
ホテルのラウンジ
今夜はとうとう耐え切れずに、我が家唯一のエヤコンを入れた。(1年一回の試運転の意味もある)原発の電気でないのがせめてもの救いだ。今日の家内の検査は人が自然界で浴びる一年分の放射能を体内に流しがんの転移を調べるというものだが、放射能を浴びるか浴びないかの選択は医療上はできる。
選択しなければ使わないで済む危険な原発というものを、国民の選択を許さない形で導入した中曽根康弘の罪は重いが、それは後日に追求するとして、今日標準となった一基100万kwの原発では、1年間に1トンのウランを燃やす。広島原爆の1200発分以上に当たるという。
本題である日本原燃の六ヶ所再処理工場は、本格稼働を始めると、原子力発電所約30基が1年ごとに取り替える量に相当する800トンの使用済み核燃料を毎年取り扱うことになるという。その危険性は池田信夫などがよく引き合いに出す交通事故などの比ではない。
日本軍はこの教会も占拠
再処理工場の危険性について私たちが学べるとしたら、すでに経験済みのイギリスのセラフィールド再処理工場やフランスのラ・アーグ再処理工場の汚染実態に学ぶべきではないのか。「1万人訴訟原告団」の報告書にその概略が載っているので、それを紹介したい。
セラフィールド再処理工場はロンドンの北北西、アイリッシュ海に面した北アイルランドのカンブリア地方の対岸にある。原爆製造用のプルトニウムを取り出すために52年から生産開始。度々事故を起こし空と海を汚染し続けたが83年まで大きな問題にならなかった。日本だけではないのだ。
私は福島原発事故後、この報告書で初めて知ったのだが、日本の原発から出る使用済み燃料は英仏に再処理のために送られ、セラフィールド工場の再処理契約量の実に40%を占めていたというのだ!福島事故後、日本からの受注がなくなり、閉鎖に追い込まれたのだ。
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