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NO2803 敗戦の日に考える(1)

毎日野菜中心の夕食

毎日野菜中心の夕食 14日(木)曇。昨日は初めて13日に墓参りをすべて終えた。市内西堀の寺町通りが一番の渋滞で、もうこりごり。13日の墓参は止めた。久しぶりの外食で蕎麦屋に入ったのだが、こちらも混んでうんざり。そもそも私は食べるのに行列に並ぶほど食通ではない。

 

 敗戦記念日が近づいて、新聞、テレビが特集を組んで報道することに異議はないが、内容によっては、山本五十六讃美や首をかしげたくなる番組も多い。そんな中、一昨日BS1のシベリアに抑留された女性たち数百人のドキュメントは悲惨なものだった。証言者は異口同音に「戦争は二度とやってはいけない」と。

 

 従軍看護婦や開拓団の女性たちの証言だが、観ながら、こうした記録をテレビ局に任せっ放しでいいのかと思った。政府の責任において記録すべきものだ。確かに今話題になっている従軍慰安婦のウソ証言のようなリスクはあるが、生き証人の証言はもっと重視されるべきではないのか。

 

穂が実ってきた稲田

穂が実ってきた稲田 日本は昔から文書主義で証拠は文書でないと信用しないという、おかしな文化があるが、文書だって東電が得意とする捏造もあるわけだし、沖縄密約のように外務省による廃棄もあるわけだから。シンガポール政府のように日本軍による被害証言の収集は意味のある作業だと思う。

 

戦死者を「名誉の戦死」と持ち上げる癖に、シベリア抑留者の確認作業や満蒙開拓団の生き残りの人々の証言を集めようともしない。30年以上前、私が青少年義勇軍の聞き取り調査の過程で訪れた県の援護課には名簿さえなかった。怠慢以外の何ものでもあるまい。

 

 引揚者は「自興会」という組織を作って安否を尋ね歩き、名簿を作り上げていた。当時の事務局長(故人)は戦死者は恩給支給の関係で名簿を作成しながら、残された家族や遺族のことを明らかにしようとしない県や国は冷たいとぼやいておられたのを今思い出す。

 

コスモスも咲き始め

コスモスも咲き始め 今日8月14日午後11時が本当の日本の敗戦の日時である。つまり、昭和天皇の「裁断」によって、「終戦の詔勅」が発布され、外務省が直ちにスイスの加瀬俊一公使にあてて、スイス政府を通じて、そのことを連合国に通報するよう訓令電報を打ったのが午後11時だった。

 

 69年前の今日午後11時50分、天皇みずからの声で「終戦の詔勅」の録音が行われたが、その2枚の録音盤を奪って皇居を占拠しようとする計画が進行中であった。その録音盤は侍従・徳川義寛の手によって守られ、翌15日の正午に全国に放送され、国民は敗戦を知らされた。

 

 このポツダム宣言受諾に至る事実関係を巡って英国立公文書館蔵の機密文書が11日に明らかになって、私に言わせれば「ああやっぱり」となるが、産経などは自分たちの都合のいいように解釈してニュースを流し始めた。内容は次号に詳しく紹介してみたい。

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