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NO2806 敗戦の日に考える(4)

衣料切符

衣料切符 16日(土)今朝も傘を持っての散歩。終日雨で家に籠る。毎日が日曜日である身としては、混雑するこの時期に出かけることもないし、お盆だからとて高いお金を払って美味しいものを食べたいとも思わないので、日々つましく、有り合わせのもので済ませている。

 

 ささやかに平穏な暮らしを望む庶民の願いとは裏腹に、安倍政権は強圧的な正体を現しつつある。沖縄普天間基地の辺野古への移設工事の強行もその一つ。完成まで9年もかかるというこの工事、9年後の国際情勢など誰も予測できまいに、対米従属だけは貫くと。

 

 安倍首相は昨日の全国戦没者追悼記念式典でのあいさつで、歴代の首相が触れてきたアジアに対する加害と反省、不戦の誓いという言葉を昨年に引き続き意図的に外したという。これは国民に対する挑戦で、被爆者との懇談の席でも「見解の相違」と切り捨てるなど露骨である。丁寧に説明など真っ赤なウソ。

 

検閲済みで届いたハガキ

検閲済みで届いたハガキ 自民党は自民党で櫻井よしこを講師に招き、朝日新聞攻撃を煽ったという。議員からは「朝日新聞の廃刊」まで言及したというから何をか況やである。安倍政権の意向は地方にまで及び、政権の意向を先取りするかのように集会や表現の自由に対する制限に動いている。

 

 半藤氏が指摘した日本軍が兵站を軽視又は無視した例として、食料の現地調達の話をあげているが、41年9月6日に昭和天皇も同席して行われた御前会議で決定された「帝国国策遂行要領」のことである。結果はマレー半島における各地での食糧徴集や略奪をもたらした。

 

 櫻井よしこ等が称えてやまない旧日本軍だが、半藤氏がいう「無責任と愚劣さ」が正鵠を得た観方であろう。にも拘らず、特攻隊や山本五十六等旧軍讃美が止まない。半藤氏は山本と新潟県長岡高校の同窓であれば、批判しにくいであろうが海軍への批判も厳しい。

 

軍隊手帳

軍隊手帳 特攻での死者は陸軍1572人、海軍2318人、合計3890人。最高齢35歳が一人、20歳以下の割合は陸軍23.5%、海軍43%。学徒出陣の学生や少年兵だった。このいたいけな若者の命を将棋の駒の如く扱った軍の指導者の責任とそれを裁可した昭和天皇の責任は限りなく重い。

 

 一橋大学の吉田裕氏(軍事史)は8月10日付赤旗日曜版で、今自衛隊の運用は内局(文民統制)が行っている。それを制服組トップの統合幕僚長に一元化する動きが出てきていると。軍部の独走を政治が止められないことは満州事変で学習済みだ。再びそれを許すのか。

 

 吉田氏は「私たちは現代の危うさを捉える“臭覚”を身につけることが重要です。時代が急速に動いている時の雰囲気や空気を歴史や体験者の証言、記録から学ぶ必要があります」と。安倍の言う「邦人保護=自衛」は戦争開始の常套句だと。今こそ国民の責任が問われる時である。

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