食料品はすべてキロ単位
7日(日)快晴。朝歩くのが快適になってきた。今日は半日をかけ、先日修理した階下の天井枠のペンキ塗り、敷居などのニス塗をやった。ペンキ塗りは過去にも経験があるので、やるたびに技術が向上するのが分かる。今月末には床や階段のワックス塗を予定している。
テニスの錦織選手の決勝進出は素晴らしい。実況がないのが寂しい。日本人も体格が大きくなり、いろんな種目で世界で成長を見せているのは、今後が楽しみだ。私的に言えば、日本のスポーツ選手や芸能人がもっと社会に関心を持ち、発言や行動が伴えば最高だが。
先日の原発学習会の話をもう少し。福島原発事故以来、今まで専門家任せで安全神話を信じ込ませられてきた私達だが、自分たちで学習し、政府や電力会社に対抗できるような理論武装は絶対必要だ。いろんな団体が学習会を組織し、月2度は参加している計算だ。
豊富な野菜
先日もフロアーからの質問意見も高度に専門的で頼もしく感じた。そんな中で、専門的ではなかったが、最後の方で発言した女性の指摘が核心を突き、最も説得力があったように思えた。「福島事故を受け、各原発の事故のシュミレーションもいい、避難計画もいい」
「でもこれってみんな税金でしょ。原発廃炉を決めれば、みんな必要ないことですよね。避難計画の不備を突く運動もいいが、じゃあ、それが完全にできれば原発は認めていいのかという話になる」全くその通りで、この辺が反・脱原発のジレンマである点では一致。
言われてみれば、規制委員会の存在そのもの、県の技術委員会も、これらの機関がやる断層調査、機器の点検、パブコメの集計、中間貯蔵施設の選定、最終処分場の建設、環境省のモニタリング、原発という民間企業のために国や自治体がどれほどの税金を使うか。
こんな巨大魚も
電力会社が行う様々な対策にしても全て電気料金に転嫁され、結局負担しているのは国民、住民ということだ。こんなことが許される民間企業がほかにあるだろうか。ない。ベントにしてもコアキャッチャーにしても、これで安全ということはないことを確認したい。
遅きに失しているが、電力会社がようやく採算を理由に原発の廃炉を言い始めたのは歓迎だ。例えばベント一つにしても(安全対策というが、爆発を避けるために放射能を空気中にまき散らすだけだが)日本の電力会社はコストを理由にサボってきたということだ。
老朽原発問題は次号以降に取り上げたいが、そもそも60年代末に日本の原発が稼働を始めた頃、寿命は30年とされていたし、現にドイツは32年で廃炉にした。それを福島事故前まで、40年に伸ばし、さらに部品交換によって60年まで認める政策を経産省はとった。
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