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NO2861 従軍慰安婦問題(18)

登山前の準備運動

登山前の準備運動 11日(土)快晴。台風など来るのかというほど、爽やかな日々が続く。ノーベル平和賞に日本国憲法第9条が選ばれ、安倍政権が慌てふためく姿を見たかったが、叶わなかった。対象が「日本国民」だったから、受賞なら安倍晋三氏は日本国民から外せたのに、残念だ。

 

 従軍慰安婦問題について、中大の吉見義明氏の著書を拝借してレポートしているのだが、吉見氏がしんぶん赤旗10月12日号に登場し、安倍首相の「日本が国ぐるみで性奴隷にしたと、いわれなき中傷が世界で行われている」(3日衆院予算委)発言を批判している。「国ぐるみ」であったことは、消しがたい事実だ。


登山開始 

登山開始「もともと軍慰安所は軍の施設として軍の命令でつくられました。このことは日本軍の公文書で確認されています」「吉田証言を報道したメデイアが記事を取り消すのは当然ですが、だからと言って問題の構造は何も変わりません」このことこそ重要な問題の核心である。

 

吉見氏も93年5月に偽証言をした吉田清次氏に会い、「証言としては使えない」と再確認したという。だから、朝日報道は学会では相手にされなくなっていたと。今、朝日が記事を取り消したからと言って、問題の本質が変わるわけではないと。安倍が意図的に悪乗りしているだけである。

 

 千田氏の著書からもう少し紹介しよう。その前に朝鮮半島における慰安婦狩りの主体になる「朝鮮総督府」について、日本が韓国を併合し、支配のために1910年にソウル(京城)に設けた役所。総督は陸海軍大将とすると規定にあった。初代総督は寺内正毅海軍大将。寺内は後、シンガポール攻略の25軍総司令官になる。

 

参勤交代石畳跡

参勤交代石畳跡 千田氏が足を棒にして元慰安婦を探し出しても決して口を開こうとはしなかったと。当然である。そんな中での韓汶珠(サンズイ)さん、忠清北道出身。「私は行かなかったが、昭和15年(40年) 春だったと思う。貧しい農村であった故郷に日本人の背の低い男の人が来て、“金になる仕事がある。仕事の内容は楽で食事も与えられる”と言って家々を回った。当時は各村に必ず日本人警官が駐在所を開いていたが、その警官や面長(村長)を同道していたので間違いないと思ったのでしょう。生活の苦しい農家から何人かの娘が応募しました。応募は未婚の若い娘に限られていました。日本内地の紡績工場や軍の被服工廠などに行ったものがいたので、そうした仕事だと思って応募した。これが始まりだった」

 

 これが慰安婦を集める一般的な手口だった。千田氏の「組織的、強制的ではなかったのですか」と言う質問に対し、韓さんは「14,15年頃まではそんなことはなかった。私の故郷では」昭和初年の日本の東北地方で東京の女衒が農民をたぶらかして娘を連れて行った同様の手口。組織的、強制的になるのは43年(昭和18年)以降だという証言が多いと。絶対に名前を出さないという約束で口を開いた証言者もいる。次号で紹介する。

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