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NO2882 教育を壊す安倍政権(8)

挨拶は運動でやるものなのか

挨拶は運動でやるものなのか 2014年11月1日(土)曇り時々雨。今朝は傘を持っての散歩。ゴミを拾って歩く人がいれば、平気で空き缶や弁当ゴミを投げ捨てていく人もいる。電車の中のマナーも「日本人は礼儀正しいと」言う世界評が泣くというものだ。市民道徳は必要なのは言を俟たない。

 

 修身科に繋がる道徳の教科化は市民道徳とは無縁のものだ。明治以前の日本社会でも当然同じ議論はあった。仏教や儒教が一役買っただろう。欧米でもキリスト教がその役割を担った。ドイツのレーナの家族は教会には通わず、学校でも聖書の代わりに倫理を選択できるようになっているとのこと。

 

 道徳が地に落ちたと言えば、安倍政権の金儲け一辺倒の経済政策は、国民の道徳心を益々低下させるに違いない。日銀による追加緩和の決定で喜ぶのは大企業と株の操作だけで儲けている資産家だけで、彼らが消費税の再引き上げを後押し、安倍政権を支えていく。額に汗せず「働く」のは確実にモラルを低下させる。

 

我が家近辺の道路

我が家近辺の道路 街頭インタビューを聞いても、物わかりのいい国民が多く、怒りが伝わってこない。マスコミの取材方法にも問題がある。「困る」程度の話ではない。アベノミックスの正体が見えて、経済動向に陰りが見えてきたことへの政府の焦りだろう。日銀独自の動きなどでは全くなく安倍・黒田日銀は一体である。

 

 安倍政権の国民を騙す一つの手法が言葉のまやかしである。国会に上程された派遣法でも、ただ単に企業が首を切りやすくする話なのに、「多様な働き方を実現する」などと、いかにも労働者のための改革であるかのように装う。「教育再生」という言葉もそうである。

 

 06年の第一安倍内閣が9月末に発足すると、すぐに手を付けたのが10月10日の首相の私的諮問機関として「教育再生会議」を設置。再生とは「死んでいる状態から生きている状態に戻す」とWikipediaにある。安倍政権は戦後の民主教育を死んでいる状態と捉えているということだ。

 

畑の中の幼稚園

畑の中の幼稚園 たった2か月後の12月、60年近く続いた教育基本法が改悪された。これは安倍首相の執念ともいえるもので自民党野党時代の12年に安倍総裁が実現すると、すぐに着手したのが「教育再生実行本部」設置。あの育鵬社という教科書の母体も「日本教育再生機構」

 

 そして13年1月に安倍政権が発足すると、首相直属の政府機関として「教育再生実行会議」を設置。間髪をいれず2.26事件の日に「いじめ問題対策」を出す手際の良さ。勿論、この会議のメンバーには育鵬社版の執筆者八木秀次、沖縄戦の史実を歪める曽野綾子など安倍一色人事。

 

 それに先立ち、2.15中央教育審議会[中教審]の30人のメンバーには、すでに紹介した櫻井よしこ等、安倍と思想信条を等しくするか、安倍の言いなりになる人物をずらりと並べた。こうして安倍政権による教育破壊が着々と進んでいる。「会議」や「審議会」の答申を実行する建前で。国民は「再生」するならいい程度の考え?

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