• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

NO2896 不可解な国日本(6)

下山途中

下山途中 15日(土)曇。新聞に載らない自民党内や政府内の動きを知るうえで自民党行革推進本部長・河野太郎氏のブログは大変役立つ。原発では相変わらず、核燃サイクルの推進や原発コストの計算のデタラメ振りを批判しているが、今の政権には犬の遠吠えになっている。

 

 急に持ち上がった解散風を超大型台風になぞらえ、発生時期を10月22日の菅官房長官の記者会見だったらしいといい、自分も気づかなかったと。総理が消費税引き上げの決定を12月8日のGDPの確定値を見てと言っていたのに、11月17日に言い変えた点だと。

 

 そんなことはどうでもいいが、驚いたのは12月23日の天皇誕生日がらみだという。その宮中行事に合わせて解散・投票日が検討されているというのだ。「国会の召集や組閣、選挙等という行事は常に天皇陛下の御日程を念頭に置いて決められていく、というのだ。

 

下山途中

下山途中 私が注目したのは11月6日付の「学校の先生は忙しい」という項である。「学校の先生は忙しい。公立の小学校、中学校の先生は特に忙しい。なぜだろう」と書き、毎月学校が教育委員会に提出しなければならない書類がある。として市及び県に提出する書類を列挙。

 

 世間はほとんど知るまいが、児童生徒・学級数・転出児童生徒報告、いじめ不登校に関する状況報告書等々、自治体によってかなり違うが、愛知県一宮市では小学校で年間469件、中学校では494件。少ない自治体で神奈川県小田原市の小258件、中292件。という数字を上げている。

 

 今でこそ各学校には事務職員が配置され、教員の事務負担はかなり軽減されたが、私が採用された頃(67年)は教職員の給与計算や給食費、PTA会費さえ「校務分掌」と称して一般教員に割り振られていた。今も校務分掌はあり、生徒の指導に関わるものは教員に割り振られる。

 

国上寺まで300mの標識

国上寺まで300m 法律には「教諭は児童生徒の教育を掌る」(つまり授業だけやればいい)とあるだけなのに、日本の教師は上記の事務(我々は雑務と呼んでいた)をやらされている。そればかりか、免許もない教科を担当させたり、図書館司書やカウンセラーの仕事もやらされる。

 

 欧米ではありえない実態がある。アメリカやドイツでは教師は授業以外の仕事を割り振られることは一切ない。生徒指導はスクールカウンセラーと管理職の仕事で、アメリカでは生徒の出欠さえカウンセラーの仕事となっている学校がある。司書の全校配置は常識である。

 

 私が勤務したタイの中高校でも同じで、授業が終われば生徒はスクールバスで、教師も教材準備を学校でやる教師はいたが、原則帰宅し、自宅で可能であった。日本でも53年に成立した「学校図書館法」で各学校に司書を置くと明記しながら「当分の間置かないことができる」とし、当分の間が60年経っても全校配置には程遠い。新潟市は全国の最先進県で全校配置が革新市政の時代に実現した。

続きを読む

続きを読む

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045