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NO2897 不可解な国日本(7)

小澤家住宅

小沢家住宅 16日(日)曇りのち晴れ。今日は江戸時代末からの商家・旧小沢家住宅見学に。新潟は港町で北前船で賑わった時代に廻船問屋として財を成した。そうした商家が48軒あったと。元厚相で新潟情報大学を創立した小沢辰男の婿入り先だ。江戸時代の町屋のつくりは小須戸や村上でも共通点がある。

 

 新潟市長選は敗れたが、今日投票の沖縄知事戦は翁長候補にはなんとしても勝ってほしい。そうでなければ、安倍政権の思いのままの暴走に許してしまう。午後8時、開票前に翁長候補当選確実。万歳を叫ぶ!河野太郎氏率いる自民党行革推進本部は無駄遣い撲滅プロジェクトで教師の多忙化解消に取り組んでいるのは結構なのだが・・。

 

 河野氏ほどの現場を直視しようと努力している政治家でさえ、業務の軽減について現場にアンケートを・・などと言っている。基本的なことが理解されていない気がする。だから、河野氏に対し現場から長いコメントが寄せられ、苛立ちが伝わってくる。私も書き送ろうと思っている。

 

小澤家住宅

小沢家住宅 学校が忙しいのは本務ではない雑務に追われることは勿論だが、本質はそんなことではない。先ずは学校司書や無免許教科の担当など、今ある法律を行政当局がきちんと守らないことがある。法令違反と言えば、放課後の部活動も無報酬で事実上の強制になっている。

 

 さらに言えば、日本の教師は自分の判断で自分で責任をもって授業をはじめ物事に取り組むことが許されていない。授業には学習指導要領という縛りがあり、生徒指導についても学年や学校全体ではみ出させないように同じ行動をとることを求めるのである。

 

 諸外国にはない出張(会議の為、諸外国では管理職以外の出張はないし、先生方は自分の意思による研究会参加が基本だ)も日本の場合、市内、或いは県内の歩調を合わせるための会議で、教師の独立性を認めれば不要なものである。時間的、税金の無駄遣いだ。

 

小澤家の庭

小沢家の庭 校内の会議も諸外国では月に一回あるかないかで、職員室がないから、歩調を合わせる必要もない。日本では会議の連続で、それも無意味な会議が多い。それも昼休みや勤務終了後の放課後など勤務時間を無視した会議も多い。それがストレスになる。時間の無駄だ。

 

 校内で先の事務作業で一番忙しいのは教頭だろう。校長と事務分担をやる意識もない。自分が教頭時代に散々苦労したから校長になったらお役御免のような顔をしている。日本の校長は一国一城の主ではない。教師同様教委に手足を縛られ、独自の判断ができない。

 

 教委が学校に対して様々な報告を文書で求めるのははっきり言って、責任逃れの為である。日本の教師の忙しさは見てきたように、学校や教師の裁量権を認めないからであり、本気で多忙化を解消するなら、校長や教師に大幅に自由を与える以外にないと言いたい。

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