とうとう、あのハーバードまでもが訴えられました~!***
ひえ~。アファマティブアクションってどうなの?と思う今日この頃。
しかし、どちらの言い分も正当すぎてどっちが正しいか?って言いがたい気もしないでもないですよね。
だって、もしアファマティブアクションなしだと、ハーバードの80%はアジア人って事になるだろうし、黒人の数も激減しちゃうだろうし、大学のダイバーシティーの事を考えれば、必要だからそうしてるのであって、人種差別とは意味合いが違うとは思います。
プラス歴史的背景を見ると、黒人が白人と同じ学校へ行けるようになったのは今から50~55年前位からでしょうか?まだ日が浅いんですよね、ちゃんとした教育を受けられるようになったのが。ここでアファマティブアクションをなくすと、折角、大統領にもなれるチャンスが黒人の人達にあると分かったのに、それに逆行することになるんですよね。戻るところか?と思うわけです。
アジア人の事に関して言えば、もうずいぶんも前から言われてますよね。SATのスコア2400でも入れないって。なぜならアジア人枠があるから。。。でもこれをなくすと、アメリカの有名大学がアジア人であふれちゃうわけです。近年は中国、韓国、シンガポールのお金持ちでしかも賢いアジアンがワンサカ出願してくるんですから、そんなことしていたら、アメリカのエリートのほとんどがアジア人になる可能性もありますよね。想像してみてください。なんかおかしなアメリカが見えませんか?
なぜ、アメリカはこれではいけないか?そこを考えればわかる事。アファマティブアクションは実はとってもフェアなんじゃないか?と私は思っています。
校内に一つの人種だけが沢山って、どうなんだろうと思いませんか?人種は関係ない、確かにそうですけど、それは、白人だといけなくって、アジア人だといいのか?なりませんか?思うに、悔しい思いは白人もずいぶん味わってきてるわけなんですよね。でも、そんなに文句言う白人が最近までそんなにいなかったと思います。まあ、例のフィッシャーケースは別として。。。そういえば、彼女敗訴したようですね。当たり前だと私は思っています。彼女の場合は成績で入れなかったと私は思ってますんで。
しかし、そんな風に訴訟起こす前に、少し熱を冷ましたらどうかといつも思います。星の数ほどあると言っても過言ではない大学の数。その一つに合格できないからって、それって、そんなにあなたにとって重要なの?ってね。重要ならそれはどうして?そうならないと何でダメなの?とね。
なんか、世の中の人達のものの見方が近年物凄くトンネルビジョン化していないか?と思いませんか?そんな細かい事より、もっと大きな問題に焦点を当てるべきかと思いますね、私は。
私が一番ヤバイなと思っている問題は地球の温暖化ですね。こっちの方が数倍大事と思います。今年も変な気候ですしね。後何年間、自分自身を騙し続けて生きるつもりなんでしょうかね、人間達。
なんか、別のレベルの世界に生きたい!と最近凄くそう思います。カルロス・カスタネダじゃないけど、ドンファン、私も連れて行って~!だね。笑