レストランの餃子づくり
13日(金)一昨夜は中学時代の同級生が9月に亡くなり、葬儀に参加出来なかった者6名が集い、御仏壇参りをしてきた。その後、弥彦に出て釜飯店で故人を偲ぶ会となった。実家に泊まり、帰宅したら千葉在住の同級生から“友よりの訃報に絶句虫時雨”の絵手紙が。
一昨年のクラス会までは元気で代表幹事をやってくれていたのに、3月に肺癌が見つかり、闘病中だったと奥様からうかがった。今更ながら、人の命のはかなさを思った。いつ逝ってもいいように身辺整理をしておかなければと思う。会いたい人には早めに会おう。
昨夜も退職時の同僚たちと忘年会。どの学校もモンスターペアレントに悩まされている深刻な話を聞いた。親が教師を信頼していないことに基本的問題があるが、そうさせている日本の学校のシステム(上意下達)の改革なくしては益々広がるのではと危惧する。
駐車場に放置された車
明日はいよいよ投票日。自民党の票を一票でも減らすために私にできることは電話かメールしかない。アドレス帳にある全国の友人、知人、教え子、その親などに行動を起こしてほしいと訴えた。今号でこの問題を閉じるが、最後に電力会社の政治献金について。
電力会社の横暴は留まるところを知らない。毎日新聞の報道(12月1日)関西、中国、四国、北陸の4電力の関連会社や子会社が福島原発事故から昨年までの3年間に自民党の政治団体「国民政治協会」へ判明しただけで計3228万円を献金していたことが判明したと。
電力会社各社が大幅な電気料金値上げを実施した74年を機に、公益企業として特定政党への献金は不適切だとして建前上自粛の形になってきた。なぜこれを法律で禁止できないのか。最も許しがたいのはこの政治献金の原資が電気料金だという事実である。
これも放置車
このことについては今年の7月に朝日新聞に元関西電力内藤副社長は「72年から18年間に在任中の歴代首相7人(田中、三木、大平、福田、鈴木、中曽根、竹下)に盆暮れに1千万円ずつ献金。政界全体で年数億円に上った。原資は全て電気料金だった」と証言した。
内藤元副社長は福島事故の政府の対応を批判して証言に踏み切ったのだ。「長年築いてきた政・官・電力の関係に問題があった」と。東大の御厨教授は痛烈な自己批判だと評価し「巨額献金が独占支配を強め、自由化を嫌がる自己改革のできない組織にさせた」のだと。
11月30日のNHKも電力会社役員らによる個人献金(一人20万以下なら届け出不要)の合計が3年間で1億1700万円だと。自民党だけではない。民主党の政治団体には労働組合からの献金もあったと。政治献金ばかりではない、パーテイー券の購入も隠れ献金になっている。こんなこと当たり前のように許している国はどこにもない。
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