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アメリカの大学受験、反省と対策1.

火曜日からファイナル・エクザムなのに、余裕で映画を見に行った息子。Furyを観るらしいです。姉・ボーイフレンドのオマケとして、くっ付いて出かけました。笑


2年間に2回連続の大学受験を振り返って、ああすればよかった、こうすればよかったと色々ありますが、思いつくところをいくつか書いてみようと思いました。うちの場合、高校の途中からアメリカでしたので、そんな特殊な環境の海外駐在家庭のお子さんをお持ちの方へ参考になると思ったので。。。


1.アメリカ人の子がアメリカの大学を受験するなら、高校のフレッシュマンから4年間アメリカの高校で勉強するべし!欲を言えば8年生位からスタートした方が良い。海外にいてインターならそのままインターに残りIBDPで受験すべし!です。


と言うのは、クラスランクと成績表。海外からの編入だと海外で修めた成績表がそのまま繁栄されない場合があります。特にインターナショナルスクールIBコースの7スケールが、ABCスケールだの、100スケールだのに変換するequivalentスケールがない学区がほとんどだと思います。しかも変換された成績表の内容を知るのはかなり後なので、学区に成績表のレヴューをしてもらえません。要するに勝手に変換されてそれでおしまいです。


うちの娘の場合は、「IBスクールの9年生、10年生の成績は、ほとんどがこちらで言うPreAPのコースと言って良いと思う難度です。なので基本的にWeightedなコースです。」とこちらが抗議するも虚しく、2年間、Unweightedの成績で、GPA95のクラスランクがトップ25%でした。インターでの成績(IB7スケールのGPA5.9)は、2年間連続でHonors(GPA5.50~5.99)に入る成績なのにも関わらずです。インターでの娘の成績は、もう少しでHigh Honorsに入る成績でしたので、A=95(学区の最高点/それ以上の数字には変換しないシステム)で、変換されましたが、他の生徒でPreAPコースを取っていればWeightedされてるので実際のGPAは100以上になりますから、、、しかも、クラスランクはWeighted GPAで決まるんですよ!娘がインターで努力して来た事が全く報われないと言う数字に変換されて、かなりフェアと言えない状況でした。


息子の場合、9年生のみインターでしたが、彼の成績も同じく全てA=95で変換され、息子のインターでの9年生の2ndセメスターはHonorsに入ってました。にもかかわらず、IBのG9,G10はWeighted制がないため、ならばWeightedできないと言われそれまででした。しかも、IBG9コースのMathはハイレベコースだったんですよね。これは娘も同じです。G9,G10とIBDPMath Highコースを目指すクラスにいました。それなのに編入してアサインされたコースが、娘はAlgebra2、息子がGeometricと言うお粗末な結果。お茶の子さいさいのコースに入れられてしまいました。それが故に、息子はシニアでAPサイエンスコースを取るためにジュニアが始まる前にCredit by Exam(自主勉強法)でAlgebra2(必修)のテストを受けました。運よくギリギリでパスしましたが、しなかったらどうなった事やら。。。


このunfairnessを決定的に証拠付けさせるのは、息子のMath全般の成績です。取るコース全てHigh 90。UILMathチームへのリクールト、コンペティションでの数々のトロフィーとメダル、SATMath、サブジェクト両方満点。。。なんだかなぁ~。もう少し学区が頭柔らかかったらな。。。と残念に思う事、毎日。と言う感じでした。学区はたかだか生徒一人の成績だと思ってるでしょうけど、今上げた現状を見たら、かなりショックだろうなと思います。まあ、システムに流れてしまっているので改めてみる事もないでしょうね。全てオンラインだろうし。。。引っ張り出して見でもしない限りには。。。フォローもしていないと思いますし。。。だからダメなのよね、この学区と思いますが、これがアメリカではないかと思ったりもします。大量に処理して細かい事なんかあえて目に入れない。ヨーロッパ的な「最後の子羊」なんかどうでも良い話なんですよね。私はここにいるよ!助けて!と大きくフラッグを振らない限り事態は変わりませんよね。ま、いいけど。分かっているし。今更だし。笑


私がここまで悔しく無くいれる理由は、それでも頑張って、最後にギリギリでもトップ15%に入った息子の努力です。卒業式にはゴールドタッセルで卒業します。(娘はシルバーで悔しがっていました。w)


この一連の出来事は良い勉強になっただろうなと思います。そして世の中アンフェアな事は沢山あるけど、それだからと、ふてくされたり、絶望したりするのではなく、前向きに考える事が大事だと言う事を学んでくれたら良いだろうと思います。なんだかほとんど愚痴になりましたね。笑 でも同情しますでしょ?笑


と言うわけで、学区やアメリカの学校の考え方はさておき、損しないためにも高校はフレッシュマンから同じ学校で4年間と言うのが理想です。息子もUILのようなアカデミックチームに初めから入っていて、英語もこちらでネイティブと一緒にアメリカ英語を頑張っていたなら、ちょっと傲慢な言い方かもしれませんが、IVYリーグも夢ではなかったと私は思っています。振り返るに出願した4校とIVY校との差は、フレッシュマンから帰国していたら縮められたものと思っています。ポテンシャルのある子供は特に早めのアプローチをお勧めします。


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