CHは蝶の宝庫
15日(月)晴れ時々曇り。やはり青空がのぞくのはいい。昨夜は選挙開票で24時まで観た。まだ34席の残があった。今朝起きて最終議席を確認。終わってみれば、自民党は3議席減らし、公明が4議席増。共産党は議案提出権のある21議席を得たのは拍手喝采だった。
昨夜、共産党の志位委員長は記者が「沖縄のオール沖縄での全勝を考えれば、本土でも共闘を考えるべきでは」との質問に、正確ではないが「沖縄は新基地建設反対で共闘できる土壌が知事選でできた」と答え、「本土でも条件が整えば考えていく」と答えたのは前進だ。
安倍暴走政治を阻止するために、憲法改正を主張する次世代や維新等の自民党より右翼的な政党は論外として、社民、生活、自民や民主のリベラルな人たちとの共闘の余地はあるはずだと私は思う。「憲法改正、集団的自衛権、特定秘密法阻止、原発ゼロ」での共闘だ。
植物園内遊園地
共産党は政党として、歴史も経験もあるのだから、共闘可能な条件を作り出し、積極的に呼びかける度量を示してほしい。それを常に公開しつつ進めれば、拒否する側の姿も有権者に見えてくるのだから、どちらに非があるか有権者に判断を仰げばいいではないか。
共産党の大躍進を心から喜びたいが、このまま喜んでばかりでは、安倍政治に恐怖を感じて、すがるように共産党に投票した無党派層を次回の選挙までつなぎとめるのは難しい。沖縄1区の赤嶺候補の選挙運動をみると、従来の共産党の選挙をはみ出したものだった。
自民党を除名された人々と手を組み、沖縄財界の支援まで受け、保守も革新もない、基地はいらない、騙されないぞという声を幅広く結集して4000票の差をつけて自民党を追い落とした。他の3区も含め、この注目すべき沖縄の選挙を大きく報じないマスコミは何だ。
遊園地から見える団地群
今後の本土において特に原発立地自治体で、例えば新潟柏崎・刈羽でオール柏崎あるいは周辺自治体も巻き込んだ共闘体制を追求すべきだ。原発ゼロだけではない、原発に頼らない地域経済をどう立て直すかを争点にして、来春の統一地方選で存在感を示してほしい。
まだ、正確な得票率が出ていないが、恐らく今回も自民党は2~3割台の得票率で290議席を手にしたに違いない。この不公平な選挙制度はどう考えてもおかしい。一人を選ぶ小選挙区なのに、次々と比例で復活当選する仕組みもおかしい。多くの人が思ったはずだ。
おかしいと言えば、小渕優子、松島みどり氏等のように、汚職議員が楽々と当選する地元の風土。恥ずかしいと思わないのか。相変わらず多い世襲議員の問題もある。世界のどこにこんなことを許している国があろうか。民度の低さを世界に曝したようなものだ。私達は安倍政権に白紙委任状を渡したつもりは無い事を確認しておこう。
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