日本でも大きなニュースになっているようですが、
リオ・デ・ジャネイロを中心に、「ブラジル史上最悪の自然災害」と言われる大水害が起こっています。
去年の年末から大雨が続いていて、それによる土砂崩れや洪水などで
2011年1月15日時点で、リオ州だけで548人の方が亡くなったと報じられています。
リオは、海に近いわりに山岳地帯の多い起伏に富んだ地形をしていますし、
山の斜面に簡素な家を建てて人が住んでいるところも多い。
そういったことも、被害が多かった要因ではないかと思います。
そして、リオ州の中でも特に被害が大きいTelezopolis(テレゾ・ポリス) ↑ とその近くの
Nova Friburgo(ノヴァ・フリブルゴ)というところは、
私たちもリオ駐在中に旅行で訪れたことのある、人気の避暑地だったのです。
山と緑が連なる自然の風景の美しさに感激した、思い出深い土地ですが、
そこでいま多くの方が辛い思いをされているなんてと、信じられない思いでおります。
そしてこの大雨は、リオ州、サンパウロ州を含むブラジル南東部の4州全土で
(他 ミナス・ジェライス州、エスピリト・サント州)
甚大な被害をもたらしています。
こちらサンパウロでも、連日(今日も)ものすごい雨が降り続いていて、多くの方が亡くなり被害は拡大しています。
これ以上被害が広がらないこと、そして、
被害にあわれた住民の方々の一刻も早い復興を祈るばかりです。
↓テレゾ・ポリスの美しい風景。早くこんな空に戻ってほしい…
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