まだまだ続く、大学関係の申し込み。ファイナンシャルエイドの申し込みが元旦からスタートします。
今年は、主人が国務省のテンポラリーの仕事を辞めましたし、私も今は働いてませんので、ペンションだけで生活しています。なので去年の年収の半分以下の年収になったんじゃないでしょうか?今年はもちろんファイナンシャルエイドを申請しなければなりません。
お金関係は、主人の仕事で任せっぱなしなのですが、今年初めてのファイナンシャルエイドの申請で色々とわからない事が沢山あります。
なんたって、「アメリカって、順番ってないの?」と思うくらい何もが(無駄に)平行して進みますね。たとえば、ファイナンシャルエイドを欲しい大学のリストの中に、まだ合否が決まってない大学をリストに入れることが出来ます。10校まで入れられるそうです。
余談ですが、この10校と言うリミットがあるのに、20校に出願するのって、意味無いと思うのは私だけでしょうかね?こういう小さな疑問で私の頭の中はいっぱいになります。アメリカへ帰って来て、は~?なんで?と思わなかった日はなく、不思議大国だな。。。とアジアの大きな某国となんら変わりない不思議さ~なんて思ったりします。本人たちは気付いてないんで、またそれが面白い。笑 だからアメリカ人は留学した方が良いと思うのですよね。
私の情報が間違ってなければ、ファイナンシャルエイドのグランツ、スカラシップは大学がアワードするもの、だとしたら、なんで大学側がアワードの金額を受かってもいない生徒に提示しなければならない?順番が逆じゃ?と思うのです。笑 受かってから、ファイナンシャルエイドに申し込み、、、これが流れかと思うんですがね。
もうひとつは、タックスリターンも始まってもいないのに、どうしてその結果をファイナンシャルエイドの書類に書き込むことが出来ようか?(去年の疑問)、、、と言うところ。書類作成不可ちゃう?(解決済み)
まあ、良くわからない事が物凄く多いわけです。
そのくせ、大学のアドミッションは公平な審査のためなのかなんなのか、順番を重視する様ですし。。。州立は無条件枠があるのでしょうがないとは言え、息子は9月17日にUTの願書提出をしましたが、いまだ返事が来ません。他の学校はそれよりもうんと遅く締め切りギリギリで出願しましたが、すでに返事をいただいています。順番が。。。
なので、他の学校の事を先に進めなければなりません。第一希望の学校の合否が一番最後だとのんびり構えなければやってられません。
と言うことでずーっと躊躇していた第二希望の大学のオナーズに申し込みを出す事にしました。UTに合格すれば、たぶんこちらは行かないだろうな、、、と思っていたのでずーっと迷っていました。
これまた順番があって、オナーズに申し込むにはハウジングを申し込まなければならず、ディポジット300ドルは返ってきますが、ハウジングの申し込み料金の50ドルは返ってきません。ハウジングを申し込むのにお金がかかる。。。は~。こういうビジネスが私には不可解でなりません。アドミットされているのだから。。。と思いますけどね。何の手数料なのか、私は知りたい。笑
そうこう迷っているうちに、オナーズへのチャンスは減ります。知ってますか?笑 早い者勝ちな審査システムですので、席がうまり次第締め切ります。第一希望でない人は、50ドル無駄にするの覚悟で、申し込むんです。
そしてアメリカの50ドルは人々にとって、ハナクソくらいの大きさです。どうせクレジットの一部として計算される、ハナクソほどの値段だから、気にしない人が多いのです。月々数千ドルの返済してますので、その値段は払い終わるまで(たぶん一生かかる)変わりませんからね。毎年どれくらいの利子をクレジット会社に落とし、今までにそれくらいクレジット会社/銀行を喜ばせたかは、臭いものを封印したいので、あえて計算する人はほぼいないでしょう。笑
こんな風だから、学生ローンが問題になるのも、当たり前な事だろうよ。と冷めた目で見てしまう自分がいます。
これがなんか納得いかなくってね。一つ一つ段階を追って、クリアーしていくアドミッションに統一出来ないのか?と。。。お金はかかるし、作業も増えるし、人件費もかかるし、これまた、めんどくさい事この上ない。合理的、、、この言葉はもうアメリカには存在しないのか?って思ったりしますね。
ファイナンシャルエイドも同じで、大学のファンドにリミットがあるので、早めに申し込むのが鉄則です。しかし、通常タックスリターンが始まるのがこの1月1日と言うファイナンシャルエイドのオープニングよりずーっと後。は?と初めてで慣れない人は皆思うんですよね。ややこしくってね。
だから専門家が物凄いお金を取って色々アドバイスできる仕組みが出来上がるんでしょうね。これも要注意ですよ!ファイナンシャルエイドは申し込み料金が掛かりません。手数料のかかるサイトは偽者ですから。。。
ややこしいシステムによって余暇なお金、労力がかからないように出来ないものかといつも考えます。
典型的アメリカのビジネスのやり方が間違ってるからこそ、そのしわ寄せが今現在の国民を襲っているんじゃないか?とそこまで思います。
車を大量に生産し大量に売りたいから、鉄道を一般化するというアイデアがなかった。大きなビール会社が、スーパーの棚を占領する権利がある。。。例をあげるとキリがないですが、「小さな魚は大きな魚に飲まれる式」、サバイバル重視のビジネス、アメリカ。それによって小さな会社は廃業の道一直線。
これまた余談ですが、ガス代が下がったから、SUV(sport utility vehicle ・つまり馬鹿デカイ、ガス食う車)が飛ぶように売れてるとか、、、ここまで来ると、あんた達病気なんじゃないの?と思います。はい。笑
これと同じような状況なのが大学と生徒の関係かもな。と思うのであります。大学の学費にいちゃもん付けられませんから。。。州立はまだしも、私立の金額は納得いきませんよね?
と言うのも、先日、アメバの親の会で紹介していただいたIvory Towerと言う、CNNのドキュメンタリーを見ていて、あ~~~と思いました。ホント、これからはオンラインでディグリー取れるようにしたほうがいいかも?なんて未来を見つめ直しました。
最近の子供、インディゴ・チルドレンたちは私たちとは違い、物凄くテクノロジー・フレンドリー。学校へ通う意味って大学側が説明するほど、ベネフィットは少なそうに思ったのです。
FBなどで百人、千人と友達を作って、そこでソーシャルに、そして必要ならば大量に情報を得ることができるし、勉強しようと思ったら、授業に出なくってもオンラインで自分で出来るし。。。と言うより、もうそうなってますよね。大学側が席を提供できないので、オンラインかコミカレで、、、と言うケースもあるんですからね。
なんか、オンラインのどこが悪い?と思うくらいです。オンラインと大学生活の「ハイブリット教育」が出来るのも時間の問題かも?と思うのです。
一方、生徒も生徒で、娘の話だと、早くも今セメスターで脱落するものが要るようですよ。きちんと勉強しないかららしいです。大学へ行く意味が問われますよね?と同時に、無条件枠も意味あるの?と思ったりまします。笑 思ったより日本の学生のような生活をしてるのだな。。。とアメリカの大学での学生達のイメージがガタガタと音をたてて崩れます。
アメリカは、色々とシステムの見直しが必要だよね~って外国人で海外で暮らしたことのある私は、思うのであります。