西川に来た鴨
30日(火)雨。今年は4月10日にマレーシアから帰国して始まった。我が家の重大ニュースは何より家内の体調異変だった。卓球に体操に元気いっぱい動き回っていたのに、娘が異変に気づいてくれた。幸い初期段階の発見で手術後の治療経過は順調である。
入退院や通院を通して、いかに健康を損なっている人が多いかを改めて知ることとなった。その医療費も改悪が進み丁度70歳の誕生日後のことで今年度から2割負担に倍額になっていたことも知った。これでは国民年金生活者は病気にもかかれない。まして入院など。
家族の中で私が一番健康で、娘たちが驚くほどである。年を取ると、健康であることが何より有難い。こうなってみると趣味が料理であるというのは家事にかなりの貢献になっていることを実感する。やれる範囲で何でもトライして向こう一年頑張ってみようと思う。
西川の鴨
私の健康法は食生活、散歩、テニスや登山に尽きるが、何を置いてもストレスを溜めないことが一番かなと。私の最大のストレスは安倍政権である。ストレス解消のためには一日も早くこの政権を退陣に追い込むことである。このブログもストレス発散の為でもある。
総選挙の自民党圧勝には慨嘆したが、時間がたつにつれ、悲観ばかりしなくてもいいかもと思えるようになってきた。共産党の躍進に期待を持ちたい。今、作家・大下栄治著「日本共産党の深層」を読み始めたが、前回の参院選や東京都議選を通して読み解いている。今回の選挙結果も的確に予測していた。共産党の躍進を支えたのは若者だというのだ!
安倍政権の危険性を暴き続ける必要を強く感じる。14年を閉じるに当たり、ドイツのマルチン・ニーメラー牧師の詩の全文を再掲しておこう。私は氏が投獄された収容所の独房を見学した。この詩のように、一般市民が気付くころには抵抗不能になってしまう、ということを訴えたいのだ。今なら間に合う!
佐潟から見る角田山
はじめに彼らは、共産党員を連れて行った。しかし、私は共産党員ではなかったので、抗議の声を上げなかった。
その後、彼らはユダヤ人を連れて行った。しかし、私はユダヤ人ではなかったので、何も抗議はしなかった。
次に彼らはカトリック教徒を連れて行った。私はカトリック教徒ではないから、黙っていた。
そして、ついに彼らが私を連れにやってきたとき、もはや抗議する者は誰もいなかった。
ファシズムとはこのように近づいてくるものであり、その歴史に学べば、今がその時代であることを知るべきである。過去と向き合わないまま、再び同じ過ちを繰り返すようなら、日本は世界中の笑いものになる。来年は私は年男である。希望の年にすべく奮闘を誓う。
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