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NO2942 原発をやめるべき理由(6)

思い出のスリランカ

思い出のスリランカ 1日(木)小雪が舞う。元旦からコンビニばかりかスーパーもホームセンターも営業している。いつからこんな風になったのだろう。この働き方がおかしい。おかしいと言えば、テレビも。芸能人のおしゃべりやお笑い、グルメや旅番組ばかりで全くつまらない。

 

 私は今の天皇の即位以来の発言に注目している。今朝も新年の挨拶を文書で「この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことと思っています」と述べられている。

 

昭和天皇と違い、常に国民目線でものごとを考え、歴史認識もしっかりされていると私は思う。「国政に関する権能を有しない」(憲法第4条)天皇としては最大限の言葉で安倍政権や櫻井よしこ等に向かって諭されているように私には聞こえるが、彼らは聞く耳を持つまい。

 

思い出のスリランカ

思い出のスリランカアメリカは勿論原発大国で104基を保有しているが、2年ほど前から廃炉のニュースが相次いでいる。5基が廃炉になり99基になるという。理由は安全性ではなくコストだという。シェールガスの発見で火力発電の単価が下がり、原発に競争力がなくなっているということだ。

 

 何故、日本で同じ動きが出ないのか。理由は簡単だ。地域独占、電力の自由化も始まったばかり、総括原価方式など競争が働かないようになっている。電力会社は何の努力もなしに利益だけが保証されている。燃料の輸入でさえ輸入相手先のいい値で買って電気料金に転嫁する。

 

 電力会社は電気料金の値上げの理由を原発の停止と燃料費の高騰のせいにしているが、全くのウソで日本と同じ原油輸入国の3~8倍の値段で買わされている理由についてマスコミはほとんど報じない。仏やフィンランドでも国の介入なくして原発は成り立たないと。

 

思い出のスリランカ

思い出のスリランカ つまり、原発は商業ベースではすでに採算が成り立たないということ。ドイツ最大の電力会社エーオンの経営者は「国の金なくして原発などありえない」と。アメリカやドイツはとっくに再処理や高速増殖炉から撤退しているから、廃炉を決断すればすぐにでも進む。

 

 日本は核燃サイクルにしがみつき、青森県六ケ所村に93年から建設が始まった再処理工場は20年もたってもまともに稼働せず、11年の段階で当初予算の2.8倍の2兆1930億円。電事連の03年試算によれば、完成後の事業費、人件費、廃炉費用も含めると19兆円だと。

 

 一方でこの再処理工場とセットの高速増殖炉もんじゅは当初予算6000億円、11年度の会計検査院の発表ではすでに1兆810億円、仮に稼働がいつになるかもわからないが、2兆円を超すことは疑いない。この事情は諸外国でも同じ。原発は国富を食い潰しているのは明らかなのだが。それでも原発は経済のために必要だと言い張っている。

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