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NO2945 過去と向き合わない日本(4)

スリランカの漁港

スリランカの漁港 4日(日)私は音痴で歌はシャンソンなど特殊なジャンルを除いてあまり関心がない。だから、紅白歌合戦も毎年ほとんど観ない。今年もそうだったが、歌の大好きな家内がサザンオールスターズの「ピースとハイライト」は良かったよ。知人のブログにも良かったと紹介されている。

 

 言われてYou Tubeで聞き、詩を調べてみた。「教科書は現代史をやる前に時間切れ/そこが一番知りたいのに/なんでそうなっちゃうの?/歴史を照らし合わせて/助け合えたらいいじゃない/硬い拳を振り上げても/心開かない/都合のいい大義名分(かいしゃくで)/争いを仕掛けても/裸の王様が牛耳る世は・・・狂気/20世紀で懲りたはずでしょう?/燻る火種が燃え上がるだけ/(略)この素晴らしい地球に生まれ/悲しい過去も愚かな行為も何故に忘れてしまう

 

値段の交渉

値段の交渉 ドイツなら誰も驚かないし話題にさえならない詩だろうが、日本の今のこの右傾化状況ではかなりのインパクトがある。現にネット上でチェックして見たら「反日歌手桑田圭祐、日本から追い出そう」「不買を」「在日朝鮮人に間違いない」などと誹謗・中傷が飛び交っている。

 


「私が桑田圭祐は反日ではなく愛国者だろう」とツイートしてもアップされない。そういう類のページかもしれない。桑田圭祐氏の他の歌詞も社会や権力に対する風刺や批判が見られ、小気味よい感じだった。NHKに圧力がかかるような気がする。こんな歌さえ規制されるようになれば、北朝鮮と同じだ。

 

 現代史をやる前に時間切れとは、その通りで文科省は建前上「近現代史重視」と言っているが、実態は全く逆で、各県教委も高校や大学入試問題の問題比率を比較すればすぐにわかることだ。入試に出ないから、課題意識のない教師は15年戦争は教えない人が多い。

 

魚の仕入れに来たミゼット

魚の仕入れに来たミゼット 高校では明治維新で終わる教員さえいる。「歴史を照らし合わせ、とか硬い拳」は対中国、韓国への対応の批判だが、現在経済大国と言われ、加害国だった日本が大人の対応をすれば仲良くやれるのに、安倍の頭の中は「チャンコロやチョウセンジンにバカにされてたまるか」くらいの意識しかないのだろう。

 

 裸の王様は安倍首に捧げる歌詞だろうが、本人に伝わるだろうか。そういえば、28日同じ横浜アリーナで開かれたサザンスターズのコンサートに昭恵夫人と一緒に現れた首相の前で桑田圭祐は曲目「爆笑アイランド」の歌詞の一部をアドリブで「衆院解散なんですとむちゃを言う」と歌ったというから大した男だ。

 

 横浜アリーナの収容人員は1万7000人という。あのライブに熱狂する若者が「ピースとハイライト」の歌詞をどれほど理解してのことか心もとないが、「悲しい過去も愚かな行為も」圭祐ファンなら学んでほしいものだ。若者と言わず、日本人は歴史を学ばな過ぎる。

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