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NO2951 原発をやめるべき理由(10)

マレーシアの新聞The Star

マレーシアThe Starの記事 10日(土)曇。福島原発の汚染水の問題を取り上げたところ、タイミングよくマレーシアのリムさんから「遅々として進まない除染作業」と題する現地英字紙「The Star,25 th,Dec.14」の記事を送って下さった。その他、安倍政権右傾化への不安を伝える記事や昨年末の洪水の記事も。

 

 日本の新聞が福島事故の現状を伝えなくなってきている中で、海外には日本国民が知らない事実が拡散されている。歴史問題同様、知らないのは日本人ばかりという状況になるのが怖い。リムさんは中国系なのに漢字が読めないので、専ら英字新聞を読んでいる。          

 

 調べれば調べるほど、福島の状況は危機的であることが分かる。現場作業員の証言をもう少し拾ってみる。「プラント建設中の最後の配管洗浄というのがあるんです。そのような時、ものすごい化学薬品が海に流れているんです。ぞっとするくらい色が変わっています」

 

酒好きはどこの国にもいる

酒好きはどこの国にもいる「最近はそういうのを見られたくないのか、排水溝の側にブロックをいっぱい積んで、その水がどーっと沖に流れていくのが見えないようにしてますね。大概の発電所は以前はそれはなくて堂々と流していました」原発は事故がつきもので、その時は確実に漏れていると考えた方がいい。

 

 昔から名前だけは知っている月刊「宝島」という雑誌がある。今回福島の被爆実態を探している中でこの雑誌が最も熱心に追及していることを知った。ルポライターは広瀬隆氏との共著「原発の闇を暴く」で知られる明石昇二郎氏である。昨年の10月号の掲載論文。

 

「福島県で急増する『死の病』の正体を追う」というもので、これは注目すべき重要な作業ではないか。セシウム汚染の分布と特定疾患増加の実態について調査を敢行、初回として「急性心筋梗塞」の増加と「被爆」の関係について検証しようという試みである。

 

思い出のスリランカ

思い出のスリランカ 福島県は元々この病気が多いことで知られてきたのだと言うが、原発事故後これが急増しているというのだ。例えば10年との比較で11年は128人増、12年はさらに増えて219人の増加。これを持って原発との関連を断定するわけにはいかないが検証に値すると。

 

 原発の影響として甲状腺癌ばかりに注目が集まっているが、その他の循環器系の疾患の増加との関連も観察が必要だと。なぜなら、急性心筋疾患急増の原因が「被爆」そのものではなく、「被爆を避けるための努力に伴う過度な心労やストレス」も検討課題だと。


 とりわけ、セシウムは体内に取り込まれた後、筋肉に集まりやすい性質があるとされる。そして心臓は筋肉(心筋)の塊のような臓器であればなおのことである。気になるのはこれだけではない。周辺県、茨城、宮城、群馬、東京などでも増加しているというのだ。今後の取り組みに大きく期待したいと思う。 

     

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