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State of Union Address 2015

アメリカ在住者の皆さんはもうご覧になりましたか?


オバマさんの一般教書演説。


もしご覧になられてないなら→***←クリック


この演説、私は最後まで聞きましたが、どれもこれも私が普段から思っている事を彼が言ってくれてるので、大変嬉しく思いました。この大統領がこのままずーっと大統領だったら、私もシチズンシップをとってもいいかな?とまで思いましたから。笑


アメリカに帰って来て、色々とガッカリする事が多く、何とかならないものかと自分なりに、こうすればいいのにね、ああすればいいのにねと考えていましたが、意外にも政府、少なくともオバマさんは分かっているんだというのが私の感想です。もちろんそうでないと困るんですが、反対側の政治家の言う事がは?って言うのが多かったのでね。笑 この国の事をだいぶ心配してました。


全ての項目において解決策(具体的ではないけど)は見えているようなので、後はガンコちゃんだらけのリパブリカンと力を合わせていい国にしていただきたいものですね。私もそう願ってます。


私はまだアメリカの市民権をもっていないので日本人のままですが、やはりアメリカと言う国は大きすぎて世界中でも影響力が相当あるんだという、良い自覚をもってして一般市民も行動すべきだと常日頃から思っていました。


しかし、アメリカにある色んな問題の多くは意外にナローな視覚(トンネルビジョン)の元主な意見が多く、もっと世界全体の中の1人と言う自覚が必要だと思っています。アメリカのアメリカ人としてではなく、世界でのアメリカ人と自覚すれば、そのビジョンは発展的でスーパーなのになと思うのですよね。


世界のトップ1%の人が世界の半分のお金を握っている。その一方で、マジョリティーである中流層の人達全員がが暮らしやすくするって、簡単に聞こえますが難しいと思います。しかし是非ともそうなってもらいたいものですね。マジョリティーの人がこの国はとてもいい国、頑張れば頑張るだけ自分に返って来るのだから。。。と思ったら、幸せな人が増えたら、幸せなコミュニティーに、幸せな国になりますものね。


外交。これも重要ですよね。何でもかんでも武力行使ってイメージの強いアメリカでしたが、ここらで見直しと言うことだと思います。妥当な意見だと思います。このスピーチで日本では、内向きになったアメリカ。。。みたいな事を感じられたようですが、今までを振り返り、そこがアメリカの反省点だったのでは?と私は思います。外交は他の国が出来ない事をその国に代わってやってあげる事だけじゃないです。各国ごとに外交があるんですから、あまり他の国の事には口を挟まない。。。と言うのが内向きなのかなぁ?と私は不思議に思いました。他の国の問題に興味がなくなったわけではないと思います。と同時に、本来そうあるべきだったのでは?と私は思ってます。


テロリズムについても、絶対あってはいけないことですので、ポリオのような病気と同じくして撲滅しなければなりませんよね。だから慎重に取り組む課題だろうと思います。あらゆる手を尽くしてもテロリストをこの世から排除するのが今後の世界にとって最善な事と言うのにも賛成できます。ここで気をつけなければいけないのはテロリストと中東のイスラム国家との関係でしょう。中東の事は複雑なので、正しい知識を頭の中に入れるべく、正しい解説文をよく読む事をおススメします。ニュース、新聞のジャーナリストの意見に左右されないよう、しっかり知識を入れ自分なりの意見を持ちましょう。解決策が見えてくるかもしれませんよ!


教育、子供がいる人達には大変興味のある教育の話。私もオバマさんと同じく思う事は、この新世代の若者達のスマートさです。インターナショナルスクールからアメリカの公立の学校へ子供たちを編入させたわけですが、私のイメージしていたアメリカの公立高校とは全く違っていました。


ぶっちゃけ、海外のインターナショナルスクールよりコースは豊富にありますし、内容もアドバンスコース(AP)は思ったより難しいコースです。先生の質もプロフェッショナルな人ばかりで、安心して子供を通わすことが出来ました。アメリカの教育の質は思っていたより優れたものでした。


私立のインターナショナルスクールの学費とアメリカの公立の学費(無料)金額の差で言えば大変大きな差がありますが、公立の学校の質が劣るか?と言うと答えはNOです。それが出来るアメリカ、この学区、そして住民の前向きな問題意識の強さを感じました。さすが。


大学受験を終えて感じたのは、物凄くコンペティティブだと言う事。今まで、特に80年代に高校生をしていた主人の世代では考えられない想像を絶するような競争が常にアメリカの高校生にはあります。少しでも有利に自分の目指す大学へ入ること。。。こうして常日頃から頭をひねって競争しています。もらえるチャンスは何でもチャレンジ。これがモットーではないかと思うくらい積極的ですよ。


ウソではなく本当に、それが今当たり前になっています。アメリカの高校生の常識です。昨晩、息子が言いました。「ホント、俺疲れた、死にたい。。。(ジョークです、もちろんw)」と言うのも、最近、受験が終わってホッとしたのが原因か、アカデミッククラブでの成績が思わしくないようです。トップクラスを目指す彼としては、自信損失に繋がるほどの成績だそうで、もっと勉強しなければいけないと悔い改めているようです。


そして、シニアゆえにチームリーダーであるので、そんな自分が嫌で歯がゆく感じているらしいですよ。うちのノホホン息子ですらこうですから、本当に上を目指す生徒がどのような努力を常日頃しているか想像がつくと思います。非常にコンペティティブです。


また、その競争に誰でもが参加できるのがアメリカの良いところ。全ての人に平等にチャンスを与えようと努力をしていますね。学校では色々なアクティビティーを提供していますし、どの子も何かしらのアクティビティに参加できる様になってます。そしてそのベネフィットを使い切っていないなと先生が感じたら、積極的に生徒に話をもって行きます。


なので、入って来たばかりの、名前も知られてないうちの息子がクラブに参加できるんです。これも熱心な先生達の指導のお陰だと思っています。こうやって生徒は先生達の指導の下いい大学を目指して頑張るんです。そうする事は何も生徒達だけのベネフィットではないのですよね。先生たちのベネフィットにもつながるからです。子供たちの学校は、今年「大学進学指導が良く出来ている学校」として全米ランクインしたそうです。協力すると幸せはその人数分広がるというセオリーのもとに、アメリカの学校は親、生徒、先生とガッツり組んで、毎年多くの幸せな卒業生を出すのです。いいですよねこのシステム。自慢していいと思いますよ、アメリカ!笑


あとは大学のあの高い学費が何とかなればいいだけですよね、ホント。まあ、そのうちコアコースは全てオンラインになるんじゃないでしょうかね?お金のない子は仕事しながらそうやって2年間コアを終了し、その後大学で専門的に学べる時が来るように思います。インターネットも早くなりそうですしね。笑


もちろんテキストブックはオンラインでノートパッド。荷物も少なくって済む世の中になりますよ、きっと。


昨日聴いた演説は、頑張る人には明るい未来を想像出来たので、早くこのようになってくれないかなぁ~と私はうんうん頷いてました。










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