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NO2976 原発をやめるべき理由(20)

これが本物の蘭
これが本物の蘭  4日(水)曇り時々晴れ間。国会での政府答弁やマスコミ報道を見ていると、後藤さんは明らかに安倍政権によって、安保法制の整備や強化に利用されている。まったく許しがたい。安倍首相は日本人に指一本触れさせないなど、国民の敵対心を煽る言動を続けている。

 

 今日またヨルダンの兵士が殺害され、その報復としてテロ犯を殺害するという、最悪の連鎖が繰り返された。日本もその応酬に加わるというのか。安倍の発想はまさにそれだ。126万人トいわれる在外邦人の命を守るべき政府が、逆に命を危険にさらしているのだ。

 

 命の問題でいえば、福島原発事故の処理の問題は深刻だ。来月で丸4年になるというのに、福島県内およそ1000か所に積み上げられている除染等の土を収める「中間貯蔵施設」が双葉町と大熊町に建設が始まったことをNHKはあたかも大きな前進である如く報道。

 

CHの風景
CHの風景 中間貯蔵施設というのは、単にその施設内に30年間保管するだけの施設で、30年後の見通しも、その後の行先も決まっていないのだ。30年後に県外に搬出することが前提になっているが、その保証はどこにもないし、最終処分場はもっと不透明なのに何が前進なのか。

 

 汚染水の問題はもっと深刻だ。今朝の日報には「汚染水と格闘続く」と題する記者ルポが載っているが、今でも毎日300~400トンの汚染水が原子炉建屋の地下にたまり続けているという。汚染水処理のアルプスという処理機械の能力は一日当たり当初見込みの6割だと。

 

 世間の関心が薄れれば、東電はその汚染水をいつ海に捨てるか分かったものではない。(すでに流されている可能性の方が高いと思うが)それ以上に心配なのが事故現場で作業をしている非正規労働者の実態である。フランスでは彼らのことを「放射能のエサ」というと。


CHの思い出 
CHの思い出 ドイツでも事情は同じで、ドイツ連邦環境省による99年の統計によれば、こうした非正規労働者の被ばく線量は正規職員の数倍にのぼるという。廃棄物で破裂しそうになっているごみ袋の脇で仕事をしたり、輸送用タンクの隣でコーヒーを飲んだりしている実態があると。


 ドイツがそうであれば、日本はもっとひどいだろうことは想像に難くない。孫請け、ひ孫請けの会社が契約している非正規労働者の多くは何の保証もない日雇い労働者である。被ばくの上限を超えると働けなくなるので、自ら線量計を外して作業をする実態があると。

 

 会社側が外すよう指示することもあるという。会社が責任逃れのために非正規社員を重用している面もあるという。オリンピック関連の工事が始まれば、より安全な方に人が流れ、事故現場はもっと劣悪な環境と人手不足に見舞われるだろうといわれているという。

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