今朝の「噂話」では、今週の金曜日に大きな波があると。。。(UTのアドミッション・デシジョン)
その波に乗れるかどうかは別として、ようやく終わりに近づいてきてますね。ホッ。
こちらはと言うと、今年は娘もファイナンシャルエイドを申し込んでいますので、そちらの書類の作成に手間がかかるみたいです。去年は学費、寮とも全て全額キャッシュで払ってました。
なんでも、うちみたいな家族も珍しいんでしょうね。FA確認書類を提出をするように言われました。リタイア、仕事なし(投資のみ)、インカムゼロ(恩給はインカムのカテゴリーで無い)現金数万ドル、その他は全部ロックされているアカウント、借金ゼロ。持ち家あり。そのフォーマットからユニークな家庭収入でどうしたものかとあちらも困っているようです。どうなる事やら。。。笑
車は1台で不便ですが、これでも普通に暮らせますし(仕事ありませんから)、家のあるエリアは小奇麗で安心して住めるゲーティッドですし、食べ物もオーガニック食べてますし、着る物もセール品狙っていいもの買ってますし。。。毎日運動して薬もとらなくっていい訳ですしね。なんたってリタイアだからストレス・フリー。何がいけないのだろう?と思うのです。ちょっと変わってるだけ(賢いだけ?w)
まあ学費は払えなくは無いので、あちらのオファーした金額にしたがって支払いをすればいいのだと思ってます。なんにも法律違反はしてない訳ですからね。笑 ただ、できるだけ質素に暮らしていますから、借金まみれの国民よりも勢いに欠けるかも?笑
アメリカは不思議な国ですよね。私たちのように無駄を省き、借金も作らず、全て現金でその場で解決する者より、しこたま借り入れして、毎月返済している人のほうが信用されるんですよね。笑 ガレージの中に車が入らないほど要らないものが沢山ある、無駄使いの王者のような、車も次々買い替えるような、Money Spender(Waster)の方が信用度が高いんですよね。ドイツじゃ私たちのほうが賢いって言われるのに。。。爆。
まあそれは良いとして、UTがこんなに時間がかかるのはたぶん、オートマティックアドミッションがあるから面倒になり、デシジョンが遅れるのは確かです。
要するに、ドアを何回もノックするシステムがあるからです。
初めのドアは州内の子供のオートマティック・アドミッション。ここはクラスランクトップ7%では入れます。
が今度は希望メージャーのドア2つが用意されているんです。メージャーを決めるにあたっては各スクールのアドミッション担当が合否を決めます。そこから候補者が大学に入れるかどうか、今度は大学のアドミッションオフィスにお伺いを立てなければなりません。そこで入学許可され通過できれば、希望通りのメージャーへ入学できます。発表はその進み具合によりけり、絶対入れるクラスランク・SAT・ACTスコアーでも、つい最近合格を出された人もいるくらいです。どうしてかは謎です。ミステリー・アドミッションと名高いUTのアドミッションならでは。w
では、はじめのドアで門前払いを食らったうちの息子やOut of Stateの生徒はどうでしょう?
まずOOS(Out of State)の生徒さん。この中にはインターナショナルスチューデントも含まれます。UTは75%テキサス州内の生徒でシートは埋まります。テキサス州内で税金を払っている人を優先していれてくれます。と言うことは残りの25%を競い合うわけですから、かなり難度は高いのだと思います。
なので、大学データーにある平均スコアーの情報だけ見るとたいした事ないふうに見えますが、実際は物凄い競争率だろうと思いますし、それなりに優秀でないと合格は難しいのではないかと予想します。これもスクールによって異なります。毎回激戦になるのは、ビジネススクールとエンジニアリングスクール。どちらも人気のスクールです。なので最後まで待たなければなりませんよね。納得。
しかし、とっても優秀なアプリカンは早めに合格が出るようですよ。大学側が欲しい生徒さんだと思います。このように、IVYリーグに入れるくらいな生徒さんも、学費の金額が比較的安い州立に好んでくる場合も多々あるんです。いろんな人がいるんですが、「出来る人は出来る」と言うのがテキサス州立の面白さでしょうね。
うちの息子のようなオートマティックアドミッション枠外の生徒も同じくして激戦です。アドミッションの方曰く、IVYリーグと同じくらいの難度と言うこと。うちの息子のようにスクールの平均値のスコアーでは難しいかな?と思いながらの出願です。なのでエンジニアリングより少し難度が低いサイエンスを第二希望として入れました。そしてずうずうしくもエンジニアリング・オナーズにも申し込みしています。笑 当たって砕けろ!です。
1番目のドアから入れなかったので、今度は「枠外」と言うドア。スコアーの平均値はクリアーしてますので候補者としてはまずまずでしょうけど、激戦ですよね。今現在3人で椅子とりゲームの状態かと。。。w そこでもう一つの要素である「海外からの中途編入」と言うツールを使って、無理やり2番目のドアをこじ開けられるかどうかにかかっています。成績もそれほど悪くは無いですが、コースの取り方を知らなかったのでかなりクラスランクで損をしています。全てAPを入れなければいけなかったところ、得意でなさそうな分野はプレAPにしてました。テキサスの公立は特殊なコースの取り方があります。息子のシニアの成績はジュニアの時より良いです。なんたってAPを5コース取ってます。
まあ、エンジニアリングが無理だったらサイエンスでも、、、ここでエンジニアリングスクールから許可が出てなければサイエンススクールへ回され、ケミストリーで入れられるかどうかの判断がされます。いや、このこはMathの方がいいんじゃないの?と思われればひょっとしたら、Mathematicsかも知れませんし。(あまり無いとは思いますが) スクールから許可が出れば、アドミッションオフィスの許可。タライマワシとはこのことですよね。笑
とりあえず、スクールから許可が出ても、アドミッションオフィスから許可が出なければダメだといってました。それはアドミッションの人がおっしゃてたので「想像」ではないです。笑
1.オートマチックのドア→希望スクールのドア→アドミッションオフィスのドア→合否(Auto)
2.希望スクールのドア→アドミッションのドア→合否(OOS)
3.枠外のドア→希望スクールのドア→アドミッションのドア→合否(Auto外・州内)
となります。希望スクールのデシジョンでとても時間がかかってるものと思います。アプリカンが多いのと、アサインするスクールの審査などで。
今朝もカレッジコンフィデンシャルを読み、確かに時間のかかるアドミッションだけど、あちらも真剣にやってるからしょうがないと思うようになりました。
試合に時間がかかる。。。
このように何回もドアをノックして、「たのもう!」と道場破り式のアドミッションがUTのアドミッションだと私は想像しています。
だから、オートで入る子供より「OOS/枠外」で生き残った生徒はそれなりの実力があるはず。合格したらそれを誇りに思うべきです!
頑張って!忍耐強く。そして、卒業してね!笑