アート学生も色々で、学生生活エンジョイ!と言うより、娘のような、アートが自分の生活において一番大きな割合を占めている生徒は、やっぱりアート優先なのでしょうね。
総合大学の学生生活が楽しいと言うのも、人によってなんだなと反省しています。確かにアートは社交に閉鎖的な世界で精神をを研ぎ澄ます、とてもストリクトな世界ですが、かといって全く社交的でないわけではなく、逆に一人一人が自分の作品を売る商人ですから、横のつながりはとっても大事です。小さなビジネスはコネクションが大事ですからね。
プラス、世の中の事を色々と知らなければ、社会、人が何を求めているかが分かりませんから、必然的に雑学で知恵が豊富でもあるんですよね、知りたいから自分で調べるんです。そして、こうすればいい、あしたらいいのにって言うのが典型的なアート学生だと思います。
アートスクールの学生が、自分の事で忙しいのは当たり前。あれこれ考えて毎日暮らしているんですからね。そういった点では、他の学生達とアート学生は少し異なるのかもしれません。と言うか一般的なことしか考えられなければ、アートは向かないですよね。少し視点が違うから、重宝がられるんです。
一見、狭い狭いトンネルビジョンな世界に見える、アートスクール。それでも「真の」アート学生の輪の中に入って将来のコネクションを探すべきなんだろうなと思うのです。だとすると、ここUTだけでは難しいと思うようになりました。
後もう一つ、ダブルメージャーなどで将来を安心するのもいいのでしょうけど、はじめからそこまで芸術にコミットできそうに無い考えなら、ファイン・アートをメージャーにしないほうがいいと思いました。そういった考えなら、自分のタレントにそんなに自信がないなら、またはタレントが無いと思うなら、アートは後からでも好きな時間に勉強できますから。
まずは、生活の確保、そのあとに芸術と言う進み方の方が賢いと思います。UTのファイン・アーツ・デパートメントもダブルメージャーは勧めませんとはっきり言ってました。なぜなら、アートのクラスは1クラスの時間が長いからです。作品を仕上げながら(全力投球)、他のメージャーをダブルでは、相当なエネルギーが必要です。続く人のほうが少ないのではないか?と私は思います。プラス、アート学生は、その集中力と真面目な性質上、だいたいが成績が良いので、クラスの取り方とインターンで経理などの専門職仕事もサティフィケートなしで就職可能だと聞きました。インターンをしてる間に仕事を覚え、会社から気に入られそのまま就職と言うケースがあるそうです。
それくらい、UTは有名なビジネススクールがあるためインターンは豊富にあります。そういう経路もあると言う事を踏まえ、ダブルメージャーをするかどうか決めると良いでしょう。州立のフラッグシップはインターンが豊富でそこが魅力的ですね。
さて、1年足らずで色々な疑問点がすでに発生しています。さあ、どうなる事やら。。。毎日毎日良く調べ、良く考えて、進路を決めるのは働き口が決まるまでずーっと続ける事なのでしょうね。大学受験は最終点では無いですね、子供には。親には一段落と言う感じはしますがね。