行って来ました、第一弾キャンパス訪問。5日間かけて、他州の大学へ見学に行きました。
テキサス。。。なんてデカイのでしょう!なんて、土地が余ってるんでしょう!日本人の私からは想像もつかないほど、眠りを誘う風景が永遠に続く感じですよ。車でテキサスを出るのに1日かかりますから。。。笑
途中、風力発電の風車が沢山あり、広大な土地に風車がスイセンの花のように立っているんですよ。お花畑ならず、風車畑のようでした。そして油田の数々。あっちこっちにある、汲み上げポンプはオーストラリアのMid Night Oil のPVを思い出します。風車で電力を得て、重油を売ればそりゃあ、お金持ち。テキサス州はお金持ち、、、この言葉の通りなんだ!と感心しましたから。。。なんたって、まだまだ余裕のある都市開発。これだけ広大な土地がシティーになったら、、、お金の事なんか気になりませんよね。借金したって返済はいつでも出来そうです。テキサスは破産する可能性がもっとも薄い州ではないか?と真剣に思いました。
さて、キャンパス見学ですが、思っていた以上に小さい学校で、そこが気になると息子。確かに美しい小さな街の優秀な生徒が集まる良い学校ですが、都会慣れした息子には疎外感が少しあるようです。もちろん大きな都市まで車で20分、電車でも行けるのですが、フランクフルトのような町ではなかったです。つまりそれほど便利でなく、規模もフランクフルトと比べれば小さいのですからね。
が、環境はとっても良く、近くに川が流れ、目の前に山。アウトドアーが好きな人にはとってもいい環境です。有名なビール工場も近くにあり、ビールが好きな人にはどこの街だかすぐにわかるでしょう。笑 人々も親切で礼儀正しく、横浜人の親切さを思い出しました。外から来た人達にはウェルカムと言う言葉と笑顔でおもてなしする所が、横浜の人と似ていると思ったのです。私ももともとはハマっ子ですから、その意味が分かります。皆、自分の街に誇りを持っているからそうなるのですよね。と言うことはこの街は良い街。と言うことでしょう。
盗難、、、これもごくごくたまにしか無いということでした。娘の学校のあるオースティンでは自転車が頻繁に狙われますが、この学校ではめったに盗難は無いそうです。これもこの街の性質を物語る一面でしょう。
インターナショナルの生徒も意外に多くいそうですし、なんたって、将来のお給料が気になる人にはとてもいい学校です。卒業後の年収平均6万8千ドル。日本円にして(820万)これはなかなか出来ないですよね。しかし、息子のようにケミカル・エンジニアリングとなると、オイル系のお仕事へ流れるのが気になります。要するにオイル系のお仕事だから年収が良いのだと私は思います。この学校の人気メージャー(生徒数が多い)はPetroleumE とChemEだそうですから、頷けます。
息子の目指すのは同じエネルギー関係でも電気(バッテリーの開発)ですから、その辺も気になるところ、聞くところによると一人の教授がそのエリアを研究されてるそうですから、全くチャンスは無いわけではありませんが、メインストリームとは少し違うのでその平均年収を期待するのは難しいのかと思います。
この学校はテクノロジー、エネルギー、応用科学の専門の学校ですから、まだ、バッテリー開発の道が希望であるのかどうか定かではないのなら、ここへ入ってから進路をじっくり決めることも出来ます。なぜなら、生徒はソフォモアの後半でメージャーを決めるようにされてますので、1年半学んで自分にふさわしい専門を見極めるという点では、とてもいいシステムのように思います。最初の2年間は皆同じコアカリキュラムをこなすそうです。特殊な学校故に、長所、短所があると思います。
ファイナンシャルオフィスにもついでですので立ち寄り、FAの件で質問をしました。オフィスの人曰く今週中にアワードのお手紙が届くそうなので、それを待つ事になりそうです。
明日はテキサス州立の巨大な学校へキャンパス訪問へ行きます。