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NO3012 原発をやめるべき理由(32)

リスボン市内リスボンの街 11日(水)今日も強風に雪がちらつく終日。真冬に逆戻りだ。今朝の朝ドラでマッサンの娘エマが「負ける戦争なら、どうしてもっと早くやめられなかったの」と父に聞く場面があった。まさにそのことである。ポツダム宣言が発表されたのが7月26日だった。

 

すぐに受諾していれば、8月6日、9日の原爆も、8月1日の長岡空襲をはじめ全国で続いていた空襲も、ソ連参戦によるシベリアの抑留や残留孤児の悲劇も避けられたのだ。「国体の護持」(天皇制を守る)にこだわって、受諾が遅れ、何十万という命が失われたのだ。

 

今日は震災丸4年で犠牲者追悼や偲ぶ番組が続き、つい見入ってしまった。2時46分、福島の方向に向かって黙とうを捧げた。安倍の式辞は聞きたくないのでテレビを切った。福島原発は1~4号機だけではない。5,6号機は昨年12月、東電は渋々廃炉を発表した。

 

ポルトガルの思い出

ポルトガルの思い出 5号機の原子炉には548体の燃料があり、その他994体の燃料と6号機には1654体もの燃料が残され、冷温停止の状態だという。東電は楢葉町と富岡町にまたがる福島第二原発1~4号機については口を閉ざしている。県は廃炉を求めており、当然のことである。

 

福島第一には7,8号機の建設計画があり、具体的に動いていたがあの大震災で計画中止になったのは幸いだった。私がそれ以上に心配なのは敷地内に林立する汚染水タンクのことだ。タンクのメーカーは耐用年数5年としているが、保証の限りではないと言っている。

 

タンクの数はすでに1000基を超え、限界が近づいているというし、さらに先日20基の中古品が使われていると暴露された。東電は隠した挙句に、「中古品でも耐用年数が落ちるとは考えていない」と開き直った。ボルトでつないだフランジ型という漏れやすいタンクも。

ポルトガルの思い出

ポルトガルの思い出 批判を受けて溶接型のタンクが導入されたが、昨年4月末現在で溶接型552基、フランジ型が332基だという。専門家に言わせれば、そもそもゼネコンが泥水をためるために製造されたもので、放射線による損傷も考えられると。大きな余震で倒壊の恐れもある。

 

毎日新聞が原発報道に力を入れ始めたかに見えるのは結構だ。記者が先月24日に原発内に入り、固体廃棄物の現状レポートがネット上で読めた。二重三重の防護服や手袋をして入ったと。敷地内の樹木や防護服は燃やして量を十分の一に減らす。他の廃棄物は量を減らすことが難しいと。

水素爆発で破損した原子炉建屋や廃炉作業で生じた瓦礫を一時的に埋めて保管する「覆土式一時保管施設」1mの土をかぶせて放射線を遮蔽しているという。対象は30mmシーベルト以下。構内には1000mmシーベルトを超す極めて高い放射線量の瓦礫もあるのだと。

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