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NO3013 原発をやめるべき理由(33)

ポルトガルの思い出

ポルトガルの思い出 12日(木)今朝起きたら屋根に数センチの雪。昨夜は10時に寝ようとしたら、報道ステーションで核ゴミの最終処分を扱っていたので観た。ドイツやフィンランドの対処方法を取り上げていた。目新しいことはなかったが、結論は処分技術も場所も確定していない。

 

18億年も動いていない地盤でも地下水の問題があるという。最善の処分方法とされてきた地層処分も怪しくなってきたということだ。日本の学術会議が問題提起したように、いざという時に回収できるようにしておく必要があると。日本にとっては特に切実な問題だ。

 

ゴミの処分場を決めないまま、再稼働するということは核ゴミをさらに増やすだけだ、だから、最低限、原発即ゼロを決断しなければ前に進まないことをマスコミは強調すべきなのにその辺が弱い。技術革新で解決可能な時代が来るかのような錯覚を国民に与える。

 

ポルトガルの思い出

ポルトガルの思い出 実際、昨夜の番組インタビューで「どうにかなるんじゃないか」的な答えがかなりあった。この点では原発する限り、より明快になってきた小泉元首相の「原発ゼロの決断こそが核ゴミの処理や再生可能エネルギーへの転換を促進する」をマスコミは後押しすべきだ。

 

汚染水処理の実態をもう少し毎日新聞の電子版から拾っておこう。セシウムを取り除く「キュリオン」「サリー」最大62種類の放射性物質を取り除くアルプスなど様々な設備が稼働している、しかし、除去した物質は吸着塔に集まり、消えてなくなるわけではない。

 

今年1月現在で使用済み吸着塔の保管量は1621本で1年前の2倍。だが、核燃料の冷却には原子炉への注水が不可欠だから、注水が続く限り吸着塔も増え続ける。東電は27年度の固体廃棄物の総量を現在の2.5倍の56万㎥(25mプール200杯)と見積もっている。

 

ポルトガルの思い出

ポルトガルの思い出 保管できても最終的な処理や処分の方法も決まっていない。汚染水の発生量を減らす「凍土遮水壁」も成功するかどうかのめども立たないばかりか、政府・東電と規制委員会の足並みの乱れが出てきたという。規制委が不要論を唱え、320億円が無駄になる可能性が。

 

規制委は汚染水から大部分の放射性物質を取り除いた処理水は海洋に放出するべきだと、簡単に言うけれど、トリチウムだけは原理上取り除けないという。それでも田中委員長は「安全上問題ない」という。ただでさえ、太平洋沖の魚は食べたくないという人もいる。

 

太平洋側のみならず、海は世界とつながっている。安易に海に放出すなど許されない。先日高濃度汚染水が海洋に放出されていたことを把握しながらそれを隠ぺいしていたことが明らかになったばかりではないか。政府・東電は完全に国民の信頼を失っているのだ。

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