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NO3023 過去と向き合わない日本(46)

カタクリの花の美

カタクリの花の美 22日(日)晴。寺尾中央公園を一人で歩く。2周しても3400歩にしかならない。子供連れの家族が遊園地で休日を楽しんでいた。今朝の報道ステーションサンデーで毎日新聞の石井氏は「三原発言は『建国以来』などと事実を偽っており、懲罰ものだ」全くである。

 

架空の天皇である神武天皇の発言を引用し、しかも22年(大正期)、日蓮主義者によって編み出された「八紘一宇」を、さらには戦争中に果たした役割も承知の上で今この時期に持ち出すのは、だれかに言わせられているのではと。お粗末な政治家が現われてきた。

 

日中韓外相会議がニュースになっているが、そもそもは安倍首相の靖国参拝によって冷却化した3か国関係である。日本がまともな国家で、きちんと過去と向き合って国民全体のコンセンサスとして侵略した国々に対して謝罪し、個人を含めて賠償をやっていれば・・。

 

カタクリの花の美

カタクリの花の美 不幸なことに朝鮮戦争を機にGHQの方針変更により民主化政策が放棄され、釈放された保守派が政界に復帰し、あの戦争への反省の気持ちが失われたばかりでなく、自分たちは悪くなかったという潮流を生み出した。それに対して一般国民も結局は流された。

 

韓国や中国は歴史的に見れば文化の源流とも言える間柄であり、いがみ合う理由などなかった。2000年以上の交流の中で圧倒的に平和的関係が続いてきたのだ。まったくおかしくなったのは近代明治以降の「脱亜入欧」という誤った国策が日本の針路を狂わせた。

 

それを修正して日本がアジア民族の一員として生きる分岐点は何回かあった。1911年の孫文による辛亥革命時の選択もその一つだった。しかし、日清日露の勝利を経て日本人に芽生えつつあったアジア蔑視観が孫文の呼びかけを無視し、欧米列強に組してしまった。

 

こんな蝶もいた

こんな蝶も 第一次大戦では日本は完全に欧米帝国主義の一員として中国をはじめアジア全体の利権の分け前に預かろうとした。それに飽きたらず、アジアから白人を追い出し、利権を独り占めしようとしたのが満州事変に始まる中国侵略であり、第二次世界大戦であったのだ。

 

櫻井氏等自由史観論者たちが挙げて非難する欧米によるアジア植民地支配と同じことを、いやそれ以上の過酷な植民地支配を日本がやってのけた事実は消しようがない。敗戦後、日本は自らの手で現憲法のような憲法をつくるチャンスもあったのに、占領軍の介入を許した。

 

それでも過去の清算を多くの試練を経て、村山談話までたどり着いたのに、安倍政権はそれを反故にしようとしている。今までの努力を無にするなら、安倍談話などいらないし、次の政権まで政府間交流はストップした方が国民益にかなう。民間交流で十分ではないか。

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