＊友人からの連絡で今日の分がアップされていないことを知った
上堰潟公園の白鷺
4日（土）快晴。今日は桜の開花状況を観察するため市内をめぐり、最後は鳥屋野潟公園へ。つぼみが目いっぱい膨らんで、一気に咲きそうな気配。越後人の春を待つ気持ちは西日本の人たちにはわかるまい。桜の前に咲く、梅、レンギョウ、雪柳は満開だった。
菅官房長官という男、相当な悪だ。沖縄いじめに批判が高まってきて、その批判が政府に向かう気配を見て会ってやろうという態度。しかも、言葉の使い方が悪巧みで国民を騙しつつ、辺野古移設しかない、原点みたいなことを言う。原点は強制収用だろうが。
731部隊は勿論昭和天皇の裁可によって生まれた関東軍の正式な機関である。天皇自身が生体解剖や数々の人体実験まで承知していたかどうかの証拠はないが、少なくとも細菌兵器や毒ガス兵器の製造をやることは認識していたというのが、常石教授の結論である。
桜の蕾はまだ固く
悪魔の所業については後日紹介するが、私が絶対に許せないのは、この人間とも思われない、ナチスと同じことをやった石井四郎以下この所業に関わった敗戦時3500名を超えていた（厚生労働省）所員たち、とりわけ、幹部連中が戦後一人も責任を負っていない事実。
それどころか、戦後彼らが製薬会社、全国の大学病院や開業医として一般人として平然と生活を持続しえたことは信じがたく、政府はおろかマスコミからも何の咎めを受けることもなかったのである。そのことの追及に時効のあるはずもなく、今後も追及されるべきである。
先ず、彼らがなぜ戦争責任をまぬかれることになったかを見ていく。この問題を世に大きく知らしめた森村誠一氏の「悪魔の飽食」は下里正樹しんぶん赤旗記者（後に共産党から除名＝疑問）との共同執筆であったが故に、事実関係まで否定しようという動きがある。
これもわからない
しかし、櫻井よしこ等自由主義史観論者たちでさえ南京虐殺や従軍慰安婦問題に比し、正面切って731部隊の所業を否定しきれないでいる。その裏に、戦後ＧＨＱと日本政府の間に交わされた裏取引が大きく影響しているのではないか。森村氏は巻末の「付記」で、
悪魔の飽食の内容が裏付けられた話として中国生まれのジャーナリスト・パウエル氏が「歴史の隠された一章」として、米国の情報公開法に基づいて入手した最高機密資料により、ＧＨＱが同部隊の研究成果を米国に全面提供する見返りに戦犯から免罪した裏取引の詳細を明らかにしたと。
生体実験の捕虜の中に人数不明のアメリカ人がおり、ワシントンはこの事実を知りながら、同部隊の資料を独占確保するために、部隊の告発を止めたこと、米陸軍細菌化学戦略基地研究所が、資料を入手するための費用は「はした金に過ぎず」として免罪嘆願をした。
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