*昨の分アップを忘れ、夜7にアップしたので合わせてご覧んを
桜の前に咲くのは、レンギヨウ
5日(日)雨。統一地方選が始まっているが、低調で県議選は53議席中16議席が無投票当選だという。それにしても、最近お粗末議員が多すぎる。号泣議員に始まり、維新の上西とかいう国会をさぼって夜遊びしていた女性議員とか、片山さつきという自民党議員の遅刻問題とか。
政治家全体が劣化しているのは間違いない。理由の一つに恵まれ過ぎた待遇にあるのでは。歳費の高さは勿論だが、政務費や文書、交通費などは廃止し、欧米並みに実費弁済にすれば済む話なのに、どこからも声が上がらない。それ以上に公務員の政治活動禁止が諸悪の根源だ。
マスコミの自粛、変質がいよいよ露わになってきた。報ステ問題でこの番組も変質の気配だし、「報ステサンデー」の長野記者やニュース23の膳場キャスターの歯切れも悪くなった。比較的まともなのは関口宏の「サンデーモーニング」と金平キャスターの土曜日「報道特集」くらいになった。変質の原因はなんだろう。
梅と椿
政府自民党による直接、間接の圧力がマスコミ業界の自粛を生んでいることは間違いないと青木理氏は述べているが、そのほかに電力関連の筋からの働き掛けも大きいのではないか。コメンテーターの歯切れが悪くなったのは原発報道が一番わかりやすい。
来週天皇皇后が慰霊に訪れるというパラオ島。昨日の報道特集は武器弾薬等輸送船が日本軍が彼らを見捨てて逃げたために米軍による爆撃で30数隻沈没させられ、乗組員が犠牲になったと。
生き残りの新潟県人の証言で「軍は自分たちを消耗品とみていた」と、軍隊というのは国民を守らないということ。
安倍や菅など権力者は口を開けば国を守るとか国民の安全を言い立てるが、歴史が教えているのは沖縄戦でもパラオでもそしてインパール作戦での指揮官・牟田口中将も周囲の参謀の反対を押し切って計画を強行し、約10万名のうち7万数千名の死傷者を出したのだ。
牟田口自身はと言えば、A級戦犯として逮捕投獄されながら、3年で釈放され66年までのうのうと生き延びたばかりか、作戦の誤りを指摘されると無能だったのは部下だと言い逃れた。これが軍隊及び軍人幹部の正体である。自衛隊は安倍を守っても国民は守らない。
水仙
横道にそれたが、軍の無責任さの象徴は731部隊で、森村誠一氏は著書で「数千人の中国人、モンゴル人、ロシア人、米国人・・の捕虜がペスト、発疹チフス、赤痢、梅毒・・に感染させられ、冷凍実験をされたり、生きたまま解剖されたり、人生半ばにして死を強制されたのに対し、
石井(四郎)将軍と第731部隊の最高メンバーの多くは天寿を全うした。また北野政次将軍を含む何人かは並外れた健康を享受し、この論文執筆の時点(83年)では静かな余生を送っている」以上はパウエル論文からの引用だとし、「悪魔の飽食」は米国側によって証明されたと。
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