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州立大学のアートスクールのレベル

昨日、FBに娘からのメッセージがあり、クリックしてみると、物凄く上手いデッサン画が送られてきてました。娘の描いた物でないということは癖が違うので一目瞭然でしたが、日本のトップ芸術大学に現役合格できるほどの腕前でした。

私はすぐに、○○(娘の名前)より上手いね!と正直な返事を送りました。そしたら、この絵はクラスメイトが描いたと言うこと。今年のクラスは「できる人」が多いよ!と言うことでした。

はっきり言ったら、どこの私立アートスクールにも、これくらいデッサン力がある人は珍しいのではないか?と思いました。私も州立にこんな技を持ってる人がいるんだ!とちょっと驚きでしたから。

娘が何が言いたいかと言うと、UTのアートはレベル高い!という事。だそうです。笑

前に書いた学費の面からだけでなく、技術面でも劣らない生徒がいることが分かりました。と言うより、娘みたいに多額の奨学金を蹴って入って来る生徒が多いのではないでしょうかね?だって、奨学金貰ったって間に合いませんから、、、あの金額。笑

大学は大学がサバイブするためにも、学費の見直ししたほうが良いんじゃない?なんて思いますけどね。良い生徒をどんどん州立に取られてしまいますから。

確かに、シカゴのあの学校はWOW!ファクターな施設ばかりで、しかも都会のど真ん中の最高におしゃれなキッチン付の寮。誰もがここで、学生出来たら幸せ~と思うようなすばらしい施設でした。教授陣もすばらしく、とにかく歴史もある学校ですから憧れの学校でした。

が、これはいけるかも?と思った金額の奨学金を貰っても、年間払う金額を計算したらローンを使ってでしか方法はなく、そのローンをしたくないので学費のことでストップが出ました。

プラス、私立です。グレーディングが特殊なのでトランスファーがしにくいと言う難点が見えてきました。これは息子の受けた私立でも同じようなことがあるらしいです。他の学校へのトランスファーがしにくいコースになっていると言うことです。

逃げ道のない学校へのデシジョンは、注意が必要ですね。

その他、ED、EAとアーリーでもコミットメントがあるEDでの申し込みは注意が必要でしょうね。合格が出たら逃げ道がなくなります。そこしか行けなくなるそうなので、そうなっても良いと言う決心と、お金も必要かと思います。後から経済的に無理と言えるらしいですが、EDで合格した場合、他に出願した大学すべてを辞退しなければならないため、レベルをうんと下げた学校に再度出願するか、コミカレからのスタートになりかねないそうです。怖いですね。

娘が受けた私立は2つ、シカゴの大学と、ニューヨークの大学でしたが、2校からのディールは思ってもいないほど良かったのです。が、フルプライスの州立の学費の倍しました。

こんな感じですので、UTにはうちの娘みたいな生徒も少なくないのでしょうね。ゆえに州立アートスクールでもなかなか良いレベルという事ですよね。「わざわざIVYのような私立で学ばなくっても半額以下で学べるわよ~!」(UTのここが売り)と説明会で言われたとおりですね。笑

最近、不思議に思うのはそれでもIVYリーグに行く人が沢山いること。中流家庭の150Kの家庭収入があればニード・ベースはもらえないだろうし・・・余程優秀でなければメリット奨学金も満足行く程度もらえないでしょうし・・・FAFSAのグラントはまずもらえないでしょうし・・・エイドが出ると言ってもローンでしょうし・・・。

親に支払い(学費提供)能力ありと判断されたら、もう一人の子供がどんなに高い学校へすでに通ってようとなんであろうと、お給料とその他のアセッツでガバメントからの援助はローン以外無しなんですよね。アメリカの考え方は生徒の学費は基本的に生徒自身に責務があると言うこと。資金力のある親がいるなら次は親の役目なので、IVYのニードベースの上限(90Kの収入でしたか?)以上の家庭はローン以外は期待できないんだと思います。親の持つ資産が仇になるんでしょうね。

うちはリタイアで、恩給はインカムのカテゴリーでないので、フォーム上ではインカムはゼロという事になり、どうなることかと思いましたが、FAFSAは思った以上にフェアに書類を見て判断してるようですね。笑 次々と大学から言われ提出書類が増えていきました。

大学のファイナンスオフィスも、私たちがどうやって暮らしてるの?この金額で!とびっくりしたんだと思います。うちは本当に典型的アメリカ人の暮らし方をしていないので、あちらも不思議でしょうね。笑

しかし、書類提出してグラントがなくなったという事は、支払い能力ありとあちらが判断したのだろうと私は思ってます。もちろんメリット奨学金は息子が頑張った成果なのでそのままでした。

ということで、他州州立、私立もグラントなしだと、結局州立の倍の金額が要り、あとはローンとなるわけで、ローンアレルギーでローンフリーで卒業が目標でしたら、州立(インステイト)が賢い選択になってしまうのですよね。そんな背景から州立は優秀な生徒を比較的たやすく確保し、私立の優秀な生徒の確保はしにくくなると言う流れが出来るのではないでしょうかね?まあ、ブランド力があるので平気なのでしょうけど。。。笑 

だとしたら、ブランド力のある州立(インステイト)のHonorsで卒業が一番親孝行な子供ですかね?笑

ごちゃごちゃ考えましたが、結局お金がなければIVYは夢なんでしょうね。経済的に困窮+マイノリティーなら学費も心配要らず。そういうことかと思います。普通の中流家庭はトップ10有名私立なんて絶対に無理と思えるようになりました。プラス、トップ10有名大学である必要も、このようにない事に気がつきました。

一つだけ言うなら、メリットスカラシップは優秀ならもらえる物なので、SATなどのテストスコアー、GPAは高いに越したことないんですよね。テスト等は最後まで受けられるまで受けて最高のスコアーを出すべきなんじゃないか?と私は思いました。


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