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NO3046 原発をやめるべき理由(37)

スペインの思い出

スペインの思い出14日(火)曇。東電は福島原発の廃炉に向けて、メルトダウンした燃料(デブリというのだそうだ)の状態を調べるためにロボットを入れたが、結局失敗してロボットを原子炉内に残して切断したと。世界で初めてとなる試みで、4年も経って状態も調べられない現状。

 

一方で、何が何でも再稼働をとの動きは止まらない。経団連は今日柏崎刈羽を視察?し、県知事及び県民に圧力をかけようという算段である。嬉しいニュースもある。昨年あの大飯原発3,4号機の運転差し止めを認める画期的な判決の後、再び今日、素晴らしい決定が。

 

関西電力の福井県高浜原発3,4号機の運転差し止めを求める仮処分の決定を下した。「国の規制基準は合理性を欠き、原発事故によって、取り返しのつかない損害を被る恐れがある」「原発の安全は確保されていない」と論理は明快である。同じ裁判官のようだ。

 

スペインの思い出

スペインの思い出関西電力はふざけたことに、「到底承服できない」などとして、異議申し立てをやると。国民の命の安全より会社の利益を優先させようという東電同様、許しがたい企業だ。と言っても、電力を独占しているために、消費者はそんな企業から電気は買わないという選択ができない。

 

ふざけたニュースがもう一つある。環境省は高レベル放射性廃棄物の最終処分場を今後、「長期管理施設」と呼ぶというのだ。長期とはどのくらいかと言えば、30年、あるいは100年になるかもと。明らかに反対運動を意識した国民の目をごまかそうという話である。

 

こうしたごまかしに簡単に乗せられる国民の意識レベルも問題だが、今まで老朽化を高経年化、後期高齢者医療、敗戦を終戦、独占企業を大企業、占領軍を進駐軍、米軍基地を米軍施設、事故を事象、環境破壊を公害と、戦後の日本政府は言葉で国民を騙し続けた。

 

スペインの思い出

スペインの思い出言葉だけではない。例えば「最終処分」という言葉にしても、いかにも放射性廃棄物が「処分」できるかのような印象を与えていないか。「除染」という言葉も、完全に取り除くことなどできるわけではなく、A地点からB地点に移すだけの話で除染はできないのだ。

 

原発推進論者たちはいかにも「最終処分場」に適した地層が日本のどこにでもあるかのような情報を垂れ流しているが、全くの嘘だ。ないからこそ、日本はアメリカと共同でモンゴルに作ろうと画策したことがある。モンゴル大統領は外国政府や国際機関と接触することを禁ずる大統領令を発した。

 

さらに重大なのは安倍政権が核燃サイクル(再処理ともんじゅの稼働)を断念しないことだ。ごまかし論者は「再処理」で核ゴミが消えるかのような悪質なデマを流しているが、プルトニウムの量を減らすだけで核廃棄物はむしろ増えるのだという事実を隠している。

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