樹齢1400年の将軍杉
23日(木)快晴。三川の将軍杉までドライブ。まだ桜が残っていた。ジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議での安倍首相の演説が話題になっている。あんな立派な?演説が彼の頭でできるわけがなかろうと思っていたら、やはりお抱えのスピーチライターがいるらしい。
ネット上で実名は出ていないが、今年の3月頃から訪米を繰り返し、今月末アメリカ議会での演説内容をアメリカ政府や議会関係者とすり合わせをやっているということだ。今までの首相にもゴーストライターはいただろうが、今年は特に入念に行われているという。
ジャカルタでの演説はその予行演習の位置づけだろう。国民がそれに騙されるわけだから、本人にはたまらない快感だろう。騙されると言えば、私もやられた。このブログに何度か素晴らしい意見として紹介した毎日新聞の特別編集委員・山田孝男氏のことである。
将軍杉脇の平等寺
山田孝男という人物は安倍首相と会食の常連だというのだ。どんな立派なことを書いてもこれでは信用できない。リテラというサイトの昨年12月と今年1月の記事によると、昨年選挙から2日後の12月16日、西新橋の高級寿司店に次の面々が安倍の招待で会食。
時事通信の田崎史郎(テレビに露出している解説委員)、朝日の曽我編集委員、毎日の山田孝男、読売の小田論説主幹、日経の石川常務、NHK島田解説委員(日曜討論の司会者)、日テレの粕谷解説委員長等々。一人1万5千円、2時間半、安倍のポケットマネー?それとも機密費という税金?
この会合を唯一批判的に取り上げたのは「しんぶん赤旗18日付」だけだと。私は読んでいないが、「お土産を持って出てきた関係者は足早にタクシー、最後に出てきた田崎史郎は「『完全オフレコ』の会食が条件で、何が話し合われたかは語りませんでした」
まだ花見ができた
リテラは「安倍首相によるご褒美の会」や祝勝会と受け取られてもしょうがないだろうと。もっと多いのがマスコミトップとの会食でこの2年間で分かっているだけで読売の渡邊恒夫、産経の清原武彦をはじめ先日古賀茂明氏が暴露したテレ朝の早河会長等大手のトップはほぼすべて。
この2年間で一番多い会食がフジ・日枝久会長との7回、ついで渡邊恒夫の5回、産経熊坂会長、共同通信福山社長と3回、そのほかゴルフ旅行もある。ズブズブの関係なのだ。歴代の首相もあったが、安倍は異常な多さだと。いずれも2~3万円の高級店だという。
まったく許せないのは、山田などは原発問題で批判的な記事をコラムに書きながら、何の疑問もなくのこのこと招待に出かけていく神経である。最近のコラムでも高浜原発の差し止め仮処分の判決に「画期的だと思わない」と最高裁の判例を得々と解説している。それは次号で。
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