若い学生に囲まれ
10日(日)晴れ。昨夜は孫が東京から友達4人を連れて帰省してきた。鯛の湯引き刺身、水餃子、酢豚、筍の煮つけ、カボチャとタラの芽の天ぷら、それに自家製の梅酒で歓迎した。我々の世代とは違い、仲間同士で政治談議をすることはほとんどないという。
先月21日に公職選挙法改正を求める投稿文が没にされたと思い、このブログに転載させてもらったが、昨日になって掲載された。私としては統一地方選後半に向けて、有権者に考えてほしいと思っての投稿だったので、今頃載せていただいても・・という感じだ。
ということは今月1日に安倍首相の訪米に向けての投稿は完全に没にされたということだと思われるので、これも読者諸氏に訴えたい。元外務省国際情報局長を務めた孫崎享氏はブログで先日紹介した世界の学者187名が安倍首相に送った声明文を取り上げている。
料理の数々 「最終的に何万人であろうと何十万人であろうと、いかなる数にその判断が落ち着こうとも、日本帝国とその戦場となった地域において、女性たちがその尊厳を奪われたという歴史の事実を変えることはできません」を取り上げ、評価として「軍が慰安婦を管理していたことは明確である。利用時間、対価の設定、連れてくることに軍、外務省など国庫の関与は明らかである。この問題で今右派の人々が行っている作業で日本側が得られることはない」投稿文は以下の通り。
日本は謝罪を続けるべき
戦後70年経って、日本は謙虚さを失い、健忘症に陥ったのだろうか。安倍首相は外遊のたびにあの戦争への反省を迫られる。首相は謝罪はもう必要ないと言い、かなりの日本人がそうだそうだと言う。しかし、敗戦を迎えた時、指導者はともかく、一般国民は心から反省し、今の憲法を受け入れたのではなかったか。
阿賀野川船下り よく考えてみると、ドイツのように自らの手で戦争責任者を裁いたわけでもなく、中・韓・東南アジア等への加害国として、きちんとした謝罪が済んだという記憶もない。虐殺事件、従軍慰安婦、強制連行、731部隊、毒ガス兵器の遺棄など何も解決していない。
村山談話がそれだったとしても、戦後50年後のことである。それさえも踏襲したくない、それでいいのだろうか。先日本紙上で作家・村上春樹氏が語っていたように、相手国が「もういいです」というまで謝罪を続けるしかないのではないか。私も謝罪が恥だとか自虐的だとは思わない。