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NO3072  若者に事実を教えない日本の教科書

私より大きい孫

私より大きい孫 11日(月)晴れ。産経新聞という新聞はまさに安倍政権の御用新聞と化した。昔から政府寄りであることは知られていたが、最近はなりふり構わず、反中、反韓路線を際立たせている。今年は来春から使われる中学校の教科書の検定が終わり、これから採択戦に入る。

 

産経は96年に「新しい教科書をつくる会」が動き出すはるか以前から、フジテレビジョンの出資で扶桑社ができ、後産経新聞出版局が独立して合併した形になる。つくる会は内紛で分裂を繰り返すが、右翼系教科書を世に出す方向では一致し、育鵬社も同系列である。

 

今月7日のデジタル版・産経ニュースで「これは一体どこの教科書なのか・・新参入『学び舎』歴史教科書、検定前“凄まじき中身と素性”と題する記事で執筆者の名前を挙げて攻撃を開始。「現行教科書に一切記述がない慰安婦問題を取り上げ、アジアでの旧日本軍の加害行為を強調する」それが問題だと。

阿賀野川を行く

阿賀野川を行く 冒頭のセリフはこうだ。「今回の検定では安倍政権の教科書改革が奏功し、自国の過去をことさら悪く描く自虐史観の傾向がやや改善された、だが、そんな流れに逆行するかのような教科書が新たに登場した。『学び舎』の教科書である」私もこの記事まで知らなかった。

 

記事は従軍慰安婦の強制連行や慰安所での様子を詳しく取り上げたことや河野談話を紹介したことが許せないらしく、書いてあることがすべてでっち上げか、第一次安倍政権が河野談話を否定するかのように「強制連行を直接示す資料は発見されなかった」を強調。

 

(平成)07年度検定で7社全てが一斉に「慰安婦」従軍慰安婦」「慰安婦施設」などの表現で慰安婦問題を記述した、ことを認めたうえで、自分たちの運動によって記述を減らし、16年度検定では慰安婦という言葉は全社から消え、22年度検定では慰安施設もなくなったと誇らしげに書く。

 

船乗り場のつつじ

船乗り場のつつじ この記事は教科書検定調査官が「政府見解に沿っていない」とか「偏っている」という言葉を紹介しながら、昨年12月一旦不合格になった経緯も書いている。それもそのはず、この調査官というのは自分たちが文科省に送り込んだ人物揃いであってみれば当然である。

 

記者は言う。学び舎はどんな人たちが書いたのか。学び舎の所在地は東京都立川市のマンションの一室にある。東京を中心とした社会科教員有志の授業研究サークルが「有志らは共産党と友好関係にあるとされる「歴史教育者協議会」の安井俊夫氏(80)に相談を持ちかけた」政府批判者はすべて共産党員の烙印が押される。

 

ここで気づいた。安井氏は元・中学校教員から愛知教育大教授になられた方で、私も所属する歴教協の大先輩である。教科書検定でがんじがらめになり、あまりの記述後退の事態に我慢ならなくなって立ち上がられたということだろう。近々、是非教科書センターで読んでみたい。

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