*写真はしばらく、ベトナムの思い出です
結婚式で
18日(月)快晴。昨夜は久しぶりに溜飲を下げた。大阪都構想否決の住民投票のことである。出だしは賛成がリードし、あの男に勝たせるのかと思ったが、最後はひっくり返して、思わず拍手をしてウイスキーで乾杯。私の不安は橋下と安倍がタッグを組むことだ。
大阪在住の息子は若者は変化を望んでいるよと言うけれど、都構想の問題ではなく、橋下という「政治には独裁が必要だ」という安倍同様の危険な考えを許せば、日本の民主主義が危ない。おばちゃんの「ズバッという物言いは、最近では怖い」そのことである。
橋下は潔く「政界を引退」などと言っているが、私は疑っている。石原や安倍に説得されれば、前言を翻すことなど、この男にはたやすいことだ。知事選に出る時も2万%ないと言っていたが簡単に破った。安倍同様、だましのテクニックに長けた人物だから。
嫁と姑
安倍首相の騙しのテクニックはまだまだある。2月の国会での答弁、他国軍への補給物資の輸送中に戦闘が始まった場合「直ちに活動を中断する。反撃して支援を継続することはない」軍事評論家の田岡俊次氏は「それは無理です。攻撃されて撤退すれば、前線の他国軍は物資切れで崩壊しかねない」
田岡氏は「仮に戦死者が出たら・・」という記者の質問をさえぎり、「仮に、じゃない。必ずそうなります」と。柳沢氏も『駆けつけ警護』も事実上の戦闘行為を意味する。安全確保できると考える方がおかしい。今まで犠牲者が出なかったのは、「非戦闘地域」の活動に限られていたからだと。
田岡氏はダイヤモンドオンラインに寄せた「新ガイドラインに垣間見える米国の本音」の中で、「日本の新聞・テレビでは中国の軍事的台頭に対し、日米同盟が強化されたような報道が多いが、実際はそうではない」と。日米による新ガイドラインの裏話を紹介。
ハノイでの結婚式
内容を発表する前に中国に連絡済だった!これを報道したのは東京新聞の29日付朝刊「中国、米から事前通知」だけだったという。28日の中国外務省の定例会見で記者からの質問に答えて認めたというのだ。「同盟強化で中国をけん制」は何も牽制になっていないと。
しかも、その内容たるや「中東などでの日本の共同行動を求めると同時に、中国を対象としていないこと、日本は米国との同盟強化で中国の台頭に対抗しようと、日本以外での米軍の防護や掃海、船舶の臨検への協力し、そのリスクを負うが、米国からの新たな約束は何もない」
指針では「自衛隊が防空、周辺海域での船舶の保護…排除などに一義的責任を負う」とあり、米軍が日本防衛にあたるとは書いていない。「じゃあなぜ米軍を駐留させ経費の大部分を日本が負担するのか」という疑問が当然出るから言い逃れるためではないかと。米国は全面的に日本の味方と思い込んでいるおめでたい安倍君。日本をアメリカに売り渡すのか!
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