一時期は心配された、ゲーム世代の子供達ですが、今振り返ってみると満更でもなく、ゲームボーイは良い頭の体操になっていたのではないかと思います。もちろん、親のガイダンス無しで、バリバリのゲーマーと化かしてしまって、運悪く学業も仕事もどっちもダメになってしまった人が何人かはいたでしょうけど。。。
ちなみに、うちの息子もつい最近やっと自分用プレステを購入。それまで家にはゲームを絶対に置きませんでした。息子の性格上ヤバイと思ったので。でも、余計な心配だったかもしれませんね。
社会のニーズからすれば、アハ・モーメントのある子供に仕立てたほうが良いように思いますよね。それには、子育てもそれにあわせて子育てしなきゃならないわけですが、今の子供はもうちょっと好きなようにやらせればいいと思っています。
もちろん、しなければならない事は、しなければならないと言うのが絶対のルールには変わりません。つまり、宿題は必ず、試験の前は勉強、毎日のルーティーンは必ずと言う基本的な事は、ミリタリー・ブートキャンプ調なくらいでかまわないでしょう。出来なければ出来るまでさせる事です。ずるすれば罰則!くらいでよろしいかと。。。
が、その他は興味のある事に積極的に関わらせる事が大切だと思います。「じゃ、勝手にしなさい」と言う事ではなく、好きな事ができるようにサポートする事が親として大事なんでしょうね。
やらなければならない事はやる。好きなことは積極的にする。このように子育てするのがいいでしょうね。こう言うと、子供が何にも興味を示さないので、親が与える・・・となり易いですが、あくまでも自発的にですね、私が言いたいのは。
なので、親のプロデュース力なんて実はどうでも良くって、イントロデュース力、コンサルティング力の方が大事だと思います。つまり、この広い世界を紹介し、説明し、相談に乗る能力と器さえあれば良いのではないでしょうか?子供の人生ですから無理やりダイレクトする必要はないんですよね。子供の人生の主役はあくまでも子供。親は監督でもない脇役ですから~。
しかし、多くの親は小さい時から英才教育とか言って、自分が(子供の為に)良いと思う人生プロデュースの方に夢中になっちゃうんでしょうね。まあ、上手く行く時もあるようですが、子供に(と言うか人間に)必要なのはパッション(情熱)なんだと思います。
そのパッションに素直に従えば人はサクセスすると私は思っています。なので私は子供達に好きな事を仕事にしなさい。好きな事を勉強しなさいと、小さい時から言って来ました。この方法が最短距離のサクセス法で、しかも「ハッピー人生の素」だと思ってます。
うちはこの方法で今のところ上手く行ってます。なんたって他人のうちの子供の話を聞くと、うちの子供は、まだ素直で、簡単な子達だなぁ。と自分でも面倒な子供達じゃないのでラッキー!って思うほどです。私は自分が押し付けられるのが嫌いなので、子供にも押し付けはしませんでした。主人の方がごちゃごちゃうるさいし、その度に「自分の出来ないことは人の強要するな!」と喧嘩腰でしたから。笑
押し付けが躾け!なんて言っていた自分の父のやり方が大嫌いだったからでしょうね。笑 あれは本当に良くない。自分が出来ないことを子供にやらせようとする親ほど良くないものはない!と思いますよ。だから子供の人生をプロデュースするなんてもってのほか!自分の人生かまってろ!とまで思いますから、そんな親。
親は好きな事が出来るようにサポートしてあげるだけでいいのだと思います。特に高校を卒業して家を出たらなおさら・・・。まあ、一つだけいいアイデアを与えるとしたら、「逃げ道」を小さい時から用意してあげる事ではないかと思います。
どういう事かと言うと、人生長く歩んでくれば、ストレスの溜まる時期ってありますよね、どんなに好きな仕事に就いてもそれは誰にでもあることかと思います。そして、そんな辛いこと、ストレスを忘れるくらい、気分良くなれて、没頭できる何かを小さい時から持つことで、人生ハッピー度は倍増しますでしょう?
私は、芸術がその逃げ道になりそうだと思ったので、小さい時からずーっと芸術関係の習い事をさせてました。
娘は鉛筆を持ち始めてすぐに絵を書き始めましたので、小さい時からたくさん絵を描いていました。今は大学で専門に勉強しています。大学1年目の成績も上出来でしたよ!良く頑張ってます。
息子はピアノ。小学校の2年生から中学生までクラッシック・ピアノ中心に習って来ました。これは息子が好きで習って来たもので一度も嫌だと言った事がないものでした。だからこんなに長く続いてるのだと思います。今は自分で楽譜をインターネットで引っ張り出してきて、ブラック・キーズ(ショパン)を練習しています。これが弾いてみたい!と自発的に練習しています。もちろん今は習っていないので独学です。
息子の場合、宿題がやりたくない時の逃げ場になっています。笑 まずはピアノで落ち着いてから嫌々仕方なく宿題をはじめます。まあ、これも逃げ道の一つですので良いでしょうね。
引越しで、友達とも、出会っては別れ、、、なので、何かずーっと出来る事はとても重要な部分でした。たまたまうちの子供たちは芸術関係を楽しめる心があるので、こららを続けていますが、スポーツでも、ガンプラでも何でも良いのですよね。子供の好きな事は、しかめっ面せずやらせてあげた方が精神的に大人に育ちますよ!逃げ道は誰にでも必要なんです。そして逃げ道から何かを学ぶことも多々あるんですよね。
物事は全て繋がっています。いろんなことに興味を持つ子に仕立てれば、思わぬことが人生最大のアハ・モーメントに繋がることもあるはずです。
子供には好き勝手にやれる何かが必要ですね。
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