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英会話は文化から入る

今、娘が友達の翻訳のボランティアを、これまたボランティアでお手伝いしています。

日本語から英語に翻訳するお仕事なんですが、英語が得意な友達がギブアップしそうになったそのボランティア。翻訳の日本語の文章を見て私と娘は、、、これは大変ややこしいね!笑

そうなんです、日本語から英語の翻訳を一度でもした事のある人なら分かると思いますが、日本語って言うのは、これって必要なの?というインフォメーションがてんこ盛りに入っていて、これを英語に訳すとなると、英語圏の文化を理解した上で、要らない部分を差っ引いて、英語圏の人のために分かりやすく、しかも、もともとの日本語の部分をなるべく変えないように訳す仕事なのです。

また、観光案内などの説明文では「I(自分)」を使ってはいけないという英語のルールがあるので、日本語原文をそのまま書くと、ルール違反になる、、、それをどのように変え、言いたい事を変えずに英語にするか。。。大変頭を使う作業なのです。

「これをボランティアで?無償で?酷い会社ねぇ!」と私は言いましたよ!笑 本来、翻訳って物凄く難しいワザなんですよね。スキルがいるし、経験もいる、そしてバイカルチャーでバイリンガルでないと難しい!

可哀想な私のお友達。でも、娘が今までのスキルを駆使して、ふさわしい訳が出来たらしいので、何とかなってると思います。

なので、英文添削のつもりがほぼ全部変更になったりもするんです。翻訳される日本語を書く人に文章力の問題があれば、もっともっと大変になるんですよね。。。経験された方ならお分かりになると思います。

日本語と英語の語学的違いの分かるバイリンガルで、日本人の考え方、英語圏の人たちの考え方の分かるバイカルチャーだと、本当に上手い翻訳が出来るのではないかと思います。

最近のバイリンガルは漫画のお陰でパワーアップしたなぁと思うのは私だけ?やっぱり、「医者には誰でもなれるけど、漫画家にはお前しかなれないだろう。」と子供の才能を信じた、手塚治虫の母を尊敬してしまいます。笑

若い人もそうですけど、同時通訳の人のワザに私は感動します。ちょっと前になりますが、テロ集団に殺害されたジャーナリストの方のお母様の同時通訳をされていた、私くらいの歳の女性に感動し過ぎてしまったのを覚えています。悲しむどころか、あまりのまとめ方の上手さに感動してしまったのです。

息子さんを亡くしたばかりの混乱されているお母様の日本語を上手く訳せる彼女。その潔い削除と補足の同時通訳のあのワザ。。。私は、凄い!と感動しました。この方も両方の文化に精通しているはずだ!とも思いました。

英語も日本語も、何処の国の言語でもそうですが、語学は文化とくっつけて勉強しますし、させますよね。アメリカの高校のAPもそうです。○○ language and cultureという風に、言語だけでなく文化もよく理解した上で言語を学んだほうが上手く学べるんですよね。

その点、日本の英語の授業って、文化のところまでさほど勉強はしなかったように思います。今はどうか知りませんがね。オニ古の英語圏カルチャーを例にとって、、、。確か私のときは、英国のエイプリルフールの様子。ニュースで「今日はスパゲッティーが降るでしょう」とか何とか言うやつだったかな?、、、つまらない!って言うの!

だったら、Camden Plalace(今のKOKO)の歴史かなんかを勉強しながら、当時流行った音楽なんかの説明を英語で読んだり書いたりする方が、興味があるので勉強するのよね~!と思うのであります。笑 やっぱり、古過ぎる話題、文化は若者の心に響かないのですよね。ワラ

なので、私がもし日本の高校の先生なら、生徒にBack to the futureを読ませて、デロリオンだのヴァン・ヘイレンだの、当時のアメリカの80sカルチャーを教えながら英語を勉強させるでしょうね。笑 そんな教え方すれば少しは日本の英語教育の向上になるんじゃないでしょうかね?

この勉強法だと、別にインター出身じゃなくっても、ある程度英語圏文化に精通した中級英語が身につくのではないでしょうかね?アメリカはこのやり方で、成功してるかなぁ?と思います。まあ、語学ですから個人差はありますが、その言語/カルチャーに興味がある子供がAPコースを取ると伸びますからね。息子のメキシコ人の友達が中国語が物凄く上手いと言っていたのでね。サクセスするケースもあるそうですよ。

私の勧める、Cambridge英検のテキストにはオーランド・ブルームの骨折エピソードなんかが書いてあったりで、凄く面白かったですけど。。。笑

そこで、文化を学ぶには何がいいか?手っ取り早く、コメディードラマを見ることをお勧めします。ジョークって、その国の文化が分からないとゲットできない、生きたソーシャル・ツールでは?と私は思うのです。

その国のジョーク、つまりお笑いのツボが分かるって事は、その国のlanguage and cultureを良く理解している事ですよね?こんなにシンプルな尺度法はないだろう!ってくらい、確かなものだと思っています。

うちの娘、フレッシュマンで友達が少なかった頃は、暇になるとラップトップで漫才見て笑っていたと言います。笑 確か、お気に入りは栃木漫才のU字工事だったかな? 彼女の笑いのツボもはグローバルですよ~。

私にも、お勧めコメディーがありますので、また今度、英語勉強のためのコメディーを紹介しますね。笑えて、学べて、一石二鳥!w


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