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Class of 2015 卒業式

昨日は息子の卒業式でした。



娘曰く、今年の方が人数が少ない気がすると言う事、確かにこのクラスの40人からの生徒がシニア期に入る前にいなくなったので、その分減ったのでしょうね。

どうしてかは知りませんが、勝手に憶測するとしたらやっぱりコンペティティブな学校だから?と思います。

今年のSumma Cum Laude(GPA 4.0/W)の人数が約160人もいましたから、いかにAPをっとる子供が多いかわかりますよね。テキサスの大学受験はAPを沢山とってGPAを上げなければ無条件枠に入るのが難しく、人気のある娘の大学、UTオースティンに入るにはまずそこをクリアーしないと合格できません。どんなに良いキャンディデートでもここをクリアして何ぼのものです。(fine Artsは例外) 今回息子がこれを証明してくれたように思います。笑

運よく息子の進学する州立大学はアカデミック・オートマティックっていうのがありまして、SATもさほど凄くはないのですが、そのスコアー以上でしたのですぐ合格の返事が来ました。もちろん、志望メージャーのエンジニアリングでパスしました。その後に数あるオナーズ・プログラムから、息子が選んだプログラムに参加したいと申込書とエッセイを送りました。と言うのも、このプログラムに入るにはトップ10%のクラスランクであることが条件でしたので、そこだけがクリアーしてなく、エッセイでどうしてかを説明し、何を研究したいのかを書きました。

ダメかもな~、、、と思っていたオナーズから連絡が来たのは割りと早かったです。この時点で一応第一だった娘と同じ大学から、うんともすんとも言って来ないので、興味も薄れ、進学先候補も変わりつつありました。で、UTの結果はウエイティングで、希望するメージャーには満席で入れなさそうなので早速decline。もちろん息子の学力ならUTのエンジニアリングへのトランスファーは出来ないことないので、とりあえず入学すればよかったって言えば、そうなのですが、息子のサイエンスコーチが息子の進学先のformer studentでしたし、息子にはUTよりもこの大学の方がベストマッチなのかもな。とも思っていましたし、本人も同じくでしたので、UTからウエイティングを遅くに貰った時点で、かなり痺れをきらしていたので、メリットを貰っていたコロラドのCSMとのコンペアーをして、大きな規模の大学の方が心地よいことに気づき、今の進学先の大学に決定できました。

無条件枠。。。そこをクリアーして何ぼのものなので、UTのオナーズプログラムとなると無条件枠に入っていることが最低ラインな訳です。なので、テキサスの州立大学の受験で一番大切なのはクラスランクでトップ7%~10%に入ることが成り立ちますよね。オナーズに入れたのならそこへ行くわけですよ。コロラドのCSMにはオナーズはエンジニアリングではない(確かリベラルアーツのみ)と言うのも決定を左右したファクターでした。

前の話に戻りますが、どうしてこのクラスの人数がこんなにも減ったか?、、、それは、受験前にレス・コンペティティブな学校へ引越す人もいたのではないか?と思っています。息子がシニア・ファーストセメスターで15%でしたから、Summa Cum Laudeには最低でも15%~16%に入っていなければなりませんね。昨晩も半分の生徒はタッセル・ロープすらなかったです。レスコンペティティブな学校なら何かのアワードはもらえるかもしれませんからね。

まあ、コンペティティブと言う事で、成績を上げるのに大変でしたが、息子の大好きなカラーであるゴールドのタッセル・ロープがもらえたのですから、それはそれでよかったね!と思います。

クラスランクの事が出たので余談ですが、娘の今学年のUTでの成績は好調で今、Summaには少し足りないですがディーンズリストに来年は載れるかもしれないね。っていう感じです。今はクレジットアワーが足りなくってリストには入れないそうです。

UTには先に話をしたようにトップ7%で入ってくるテキサス内の生徒がほとんどですが、その学力も出身校によってさまざまだと娘は言っていました。

ある友達はValedictorianで卒業しましたが、娘のほうが成績がよいのでその子が娘に一言言ったそうです。「あんたの学校ありえない~!!!」ってね。笑 そうですよね、娘はトップ20%で卒業しました。それを聞いてびっくりしたそうです。これも途中から帰ってきたから起こった事ですから、子供達2人はもう少し早く帰ってきたら、トップのほうに自分はいただろうと、悔しがっています。

でも、それだけコンペティティブな学校にしてよかったと私は思います。今の悔しさを今後に活かして欲しいからです。損した分、大学へ行ってから大きくジャンプして欲しいですね。あと、上には上がいると早めに分かっていたほうがいいと思います。ぬるま湯ばかりに浸かれないですからね。笑

今回の卒業式でびっくりしたのは、スカラシップ!計8ミリオンだって~!凄いですね。うちの息子のようにメリットを各大学から頂き、それを蹴って何もくれそうもない州立(w)にした人もいるでしょうから、スカラシップ・オファーだけならもっとあるんでしょうね~。まあ、ホント皆良く頑張ったわ!

もっと凄いなーと思ったのは、エアフォース・アカデミーに3人もの生徒が進学する事。この学校、優秀な生徒が多いのだな~と改めて感じました。その中の一人、息子と娘の友達は、将来医者になりたいそうです。彼の兄もすでに医者と言う事でご両親もお医者さん?と聞いたら、お母さんは看護婦で、お父さんは何か別の仕事らしいです。が、ご両親二人とも母国の有名な大学出身と言う事です。彼はマーチングバンドにも参加していました。成績もトップ10に入っているそうで、本当に何でもこなせる賢い生徒さんというイメージです。アジア人なので地味ですがね。笑 

やっぱり、移民が次世代で大きく飛躍させたいと思ったら、ミリタリーアカデミーに進学させる事は一つのアイデアのように思います。うちは主人が元軍人ですが、その考えが浮かびませんでした、、、と言うより、うちの息子とミリタリーというのが結びつかなかった~!笑

ミリタリーアカデミーの学費は無料ですので、大学・メディカルスクールのお金をう~んとセーブできるので、結局優秀で普通の中流家庭のお子さんならとてもいいコースだと思います。

無理して、selective、prestigiousと言われる大学に進学しなくっても、このように道は開けるんですよね。なので、「良い教育」と言う表向きの理由を掲げて、大学の名前にこだわってもしょうがない訳ですよねぇ。と思うのです。そんな日本人が多いので、アメリカにいるならアメリカのこう言ったopportunityをもっと利用すべきだろうな。と、アメリカの大学受検について考えさせられました。

まあ、メンタリティーが日本人とアメリカ人では違いますので、親からして丸々日本人なら無理だと思いますけどね。各国の国民性は違いますから、善し悪しのコンセプトも違うのでしょうしね。アメリカ人は(アメリカ人になった人)はアメリカに住む、純ジャパとは違う感覚を持っていますよね。笑 納得。「入ってはそこに従え」、、、見習う点ですかね。

昨日は、息子もハイプアップして車の中や食事の時に、面白おかしく話をしていました。皆大いに笑いましたね。これがアメリカの卒業式。日本のように湿っぽくないところがよろしいかと。

そうそう、ハイプアップで思い出しましたが、式の最中にの息子を上から見ていて、感心したことがあります。それは、、、全く動かず座れてました!笑 ADHDの疑いありと言われた、小学校の時の息子はこのように動かずに何時間も座れなかったんですよね。それどころか、周りの頭が動いてるのに、彼の頭は不動なんです!Amazing! その近くに例のエアフォース・アカデミーの友達がいたのですが、彼と息子だけは動かずじっとしてました!これって、私にとって驚きなんですよね。

もしかすると、士官学校も悪くなかったかもしれませんね。笑



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