今日の朝、体重が2ポンド以上に増えた、3匹の子猫はシェルターに帰りました。
ゲストルームのバスルームに子猫たちのお家を、ハンナが引越しのとき使っていたケンネルでつくり、日本にいた時にパスポートでかった可愛いピンクのウサギの座椅子をベッド兼、遊具として置いて、食べ物、お水、忘れてはならない、おトイレも一緒にいてれ、寝るときは危ないのでそこに閉じ込めてました。
子猫ですから扱いはほぼ人間の子供と同じで、たくさん食べさせて、たくさん遊ばせて、たくさん寝させなければなりません。なので定期的にバスルームから出し、思いっきりウッドフロアーのリビングで遊ばせてました。
階段を上って二階から落ちて欲しくなかったので、階段から2階へ上がれないように、ペイントの時に使った厚手のベニヤ板でブロックしました。
はじめの一週間は虫下しの薬のせいなのか、便が柔らかすぎて不衛生なくらいでした。シェルターから貰ってきた餌が合わない、フードアレルギーかもしれないと思い、子猫用の餌を買ってきて餌を替えました。
2週間目から便も通常に戻り、体も、体の動きも一回り大きくなりました。最終体重は1.2kg、予定の2ポンド(約900g)を大きく上回りました。
3匹が家に来てすぐに気が付くんですが、タビーの子が先頭を切って探索する事。一番最初に何かに気が付くのは必ずその子だったんです。3匹のなかで一番賢い猫でした。
毛がショートヘアーだったので、一番軽そうに見えるのですが、実は彼女が一番重かったんです。体重とマチュアリティーって人間と一緒ですね。笑
クリームと呼んでいた、ベージュのタビーで目がブルーの子が男の子で、その他は女の子。鯖トラがストライプ、黒キャラコがスティンキー。スティンキーは文字通り、オナラばかりするのでそう名づけました。笑
この写真はシェルターに向かう直前の写真です。
ストライプの目を良く見ると、涙がウルウルしています。猫は泣かないと聞いていますが、私は何かしら人間のような感情があるんじゃないかと思っています。猫が泣くのを何回か見た事がありますから。人間ほどギャーギャー言いませんが、悲しいと言う気持ちは理解できるように思います。
他の猫は、少しとろいので、は?って感じでしたが、ストライプは理解しているようでした。やっぱり3匹の中で一番賢いだけあります。
プラス第六感のようなものもあるようで、2日前くらいから少し様子が変でした。私の周りにまとわりついて離れませんでした。
娘と主人が言うにはシェルターでは落ち着いていたといてましたので、理解したんだと思っています。
その日のうちに、避妊の手術がスケジュールされていると言う事でした。大きくなってからの避妊手術は大変らしいのですが、小さい時の避妊手術は術も小さく済みますし、回復も早いと言う事です。特に男の子は簡単で痛みも少ないと聞きました。
それプラス、子猫のほうが引き取り手が多い、つまり早くアダプトされるということで、なるべく早いうちに生後数ヶ月で避妊しアダプションに出さなければなりません。シェルターのスペース、バジェット共に限りがあるからです。
この子達は、生後1ヶ月半から2ヶ月くらいでしょうかね?猫は5ヶ月くらいから妊娠してしまいますので、早いといえば早いかもしれませんが、子猫たちが早い時期に避妊し貰われる事で、シェルターのスペースが空くので、恵まれない環境の捨ての子の赤ちゃんの命がもっともっと救えるんですよね。
この子達はチャンスを見逃してしまいましたが、先週は子猫・仔犬の半額セールがあったので、150匹の子供たちがお家を探せました。
この子達と一緒に獣医にいた子供達のほとんどは貰われて行ったそうです。テキサスの洪水で肺炎を患ってしまった子猫だけが残っていたと言う事です。
うちの3匹は本当によい子達で、ラリちゃんとも何も問題ありませんでしたが、よく前からいる飼い猫が問題を起こす事もあるそうです。
猫はテリトリーに重要な意味のある動物ですから、そのテリトリーが他の者に犯されることを大変嫌います。そのため、マーキングをし始める猫もいるんですって。
うちは子猫達のテリトリーは基本、バスルームでしたので、そういった問題は起こりませんでした。プラス、子供を産んだ事のある、ラリちゃんは、この子達はまだ子供だと言う事を理解していましたから、あまり面白くはないものの、庭にほぼ1日中出たりして、自分で何とかしていました。笑
そんなこんなで、もっと必要ならフォスターしますよ~!と言いましたが、子猫のシーズンは一段落。また次のシーズンにお手伝いしたいと思っています。
昨日は毎日、ガサゴソとにぎやかだったバスルームから子猫達が消えて少し静かでさびしい感じがしました。が、ラリちゃんのリラックスの仕方が違いましたね~。やっぱり猫はテリトリーが「さびしさ」より大事なんですね。リーフがいなくってもさほど問題じゃないようです。笑