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NO3115 日本の過去・強制連行(92)

散歩途中のアジサイ

散歩途中のアジサイ 22日(月)晴。今日は日韓国交回復50周年、つまり、1965年、日韓基本条約が調印された日である。この条約についても書きたいことがたくさんあるが、後日に譲る。今日の4年ぶりだという韓国外相の訪日を迎えてのNHKのニュースを観ていると、今日の冷え切った日韓関係の原因がまるですべて韓国側にあるような報道で、安倍の靖国参拝や橋下・安倍の従軍慰安婦発言などの経過をほとんど伝えない報道姿勢に怒りさえ覚えた。

 

前号の続きで育鵬社版「公民」の教科書。「例えば、憲法は前文と第9条で国際紛争を解決する手段としての武力の行使の放棄を定めており、これまで政府は集団的自衛権の行使はできないと解釈していました。しかし、憲法前文の後半で「我らはいずれの国家も自国のことのみに専念して、他国を無視してはならないのであって」と書かれており、日本と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生した場合、日本の必要最小限の範囲で実力を行使することは憲法上許されるのではないかという指摘があります」現憲法を全面否定している彼らが、こういう時だけつまみ食い的な解釈は絶対に認められない。

 

散歩途中の紫陽花
散歩途中のアジサイ これなどは、まさに先取りで現在国会で安倍首相が同じことを答弁し、批判を浴びている内容である。この表現が検定を通ったのも驚きだが、来年春から採択された学校で使われることになる訳で、大問題である。「憲法改正の手続」きという項も許しがたい。

 

 「07年に憲法改正のための・・国民投票法が施行されました。今後は各院に設置された憲法審査会で国会に提出された憲法改正案の審査が行われ、国会の議決を経た上で国民投票による改正の是非が諮られることになります」まるで憲法改正の発議が行われたかのような書き方である。


 この育鵬社版は勿論歴史分野でも彼ら独自の歴史観で貫かれている。執筆者を見ても公民分野の執筆者とほぼ同じメンバーで、歴史の研究者は私の知る人はいない。全体を通して言える特徴は前回より他社の記述が限りなく育鵬社に近づいたことではないか。

 

金曜デモ前の集会
金曜デモ前の集会 具体的には後日に譲るが、沖縄竹富町で問題になった「東京書籍」社の記述後退がひどい。帝国書院の方がまだましだ。南京虐殺、従軍慰安婦の言葉が消えたのは勿論、強制連行という言葉もない。東書がかろうじて「多数の朝鮮人や中国人が意思に反して連れてこられ」とあるだけで、育鵬社版にはこれに関する記述がない。

 

それどころか、「日本軍の進出とアジア諸国」という項があって、アジア独立への希望と題し、日本軍の勝利に東南アジアやインドの人々は独立への希望を強く抱きました。タイは日本と同盟を結び、米英両国に宣戦布告しました。インド兵の多くは。インド国民軍に加わり、ビルマではビルマ独立義勇軍がつくられ・・・・といった調子である。

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