今年も咲いた命のアサガオ
24日(金)雨。今朝は10時前から11時まで、市役所前での座り込み。と言っても、四つ角の一角にテントを張り、その周辺で20人ほどで「戦争させない」「アベ政治を許さない」などの看板を黙って掲げるだけ。かなりの交通量でみんな注目してくれる。演説より効果的かも。
私のブログに合わせたかの如く、今朝の新聞の一面トップは「強制連行3700人と和解へ」その内容は「痛切な反省と深甚なる謝罪の意の表明。一人200万円の賠償金、記念碑建立費1億円、行方不明者の調査費2億円。大事なことは企業が強制連行の事実を認めたこと。
日本の最高裁は事実関係は認定しながら、賠償は「解決済み」とした。だが、その判決に「自発的対応は妨げられず、被害救済への努力が期待される」と付言せざるを得なかった。三菱はあくまで中国市場をにらんでの打算だろうが、怪しからんのは安倍政権の「波及に警戒感」である。
市役所前の座り込み いよいよ出始めたが、来年度から中学校で使われる教科書の採択が東京都教委は32校の中高一貫校で先の戦争を「大東亜戦争」、日本軍の加害行為を否定的に書いている「育鵬社」版の採択を決めたと。石原都政以前は現場の教師が投票で決めていたが、日本会議や「つくる会」の圧力によって、現場教師を外し、専門知識もない教育委員が政治的に採択。裏で日本会議の動きが透けて見える。
栃木県太田原市でも9校が教育委員会で4対2で採択したと。市の教育長は他の教科書は「日本の国を悪く悪く書いている」ので適切ではないと述べたと。そんな悪い教科書を文科省がなぜ検定で合格させたのか。新潟も来月中には結論が出る、警戒が必要だ。
さらに仰天ニュース。NATOに派遣されている女性自衛官のブログを政府が自民党筋からのクレームを受けて、削除させたというのだ!その内容は、あの従軍慰安婦の報告書を書いたクマラスワミ氏と会食し、「光栄だ」と書いたのがけしからんというから呆れる。
話題の税の無駄遣いバスBRT 在ベルギー日本大使館のHPに載っているブログらしいが、クマラスワミ氏は国連事務次長や国連事務総長特別代表も務めた国連の要人で、女性自衛官が会食で「とても穏やかで徳が感じられる方」だったと。「日本に期待している」とも言われたと。誰だって光栄に感じるだろうに。政治的なことは何もないというブログを削除させれば、安倍政権の偏狭な歴史修正主義的体質を世界に、宣伝することになる。
恥の上塗りだ。言論問題で、ホリエモンと大田光がデモをあざ笑っている。瀬戸内寂聴さんとの対談をリテラで読んだ。ホリエモンは瀬戸内さんに「戦争になったら僕は真っ先に第三国に逃げますよ」「逃げられない人は?」「それはしょうがないでしょ。デモをやっている人は将来の貧困層になる人ですよ」大田は「デモなんてやったって無駄ですよ。今まで政府に相手にされたことがないでしょ」彼らはやはりそのレベルの人間だった。