ベトナム南部の川下り
26日(日)快晴。暑い。金曜日の夜、私が所属する歴史教育者協議会に新入会員がありその歓迎会があった。滋賀県から敬和学園大に講師として赴任のK先生39歳。その席でSealds新潟版の準備や民間教育サークルの再建の話が進んでいるとの情報に力を得た。
「アベ政治を許さない」を揮ごうした俳人の金子兜太氏(95歳)はなぜカタカナにしたかについて、「こんな政権に漢字はもったいない」と。氏が19歳の時、国家総動員法ができ、日本は戦争への道を進み、戦前のあの嫌な時代が又来るのではないかと言う思いを強めたと。
今日のコメント欄にタカさんが紹介してくれたSealds主催での女子大生の発言は胸を打つし、これこそ庶民が常に願っている平和なのだ。アベは国際情勢が急に悪化したかのような嘘を口実にして抑止力を説いているが、戦後の冷戦期の方がはるかに危機感があった。
ゆったりした川下り 戦後70年間、憲法の下で平和を守ってきたのに、こともあろうに、アメリカの戦争に加担し、今まで資金で協力してきた(これも許せないが)今度は命まで差し出して協力するという、しかも憲法改正もなしに解釈改憲でやるという、こんな独裁政権は許せない。
さまざまな分野からこの戦争法案に反対の声が上がっているが、概して日本のアーテイストやアスリートは政治的発言や社会的活動に関わる人が少ないのが特徴ではないか。発言すれば山本太郎のように仕事から干されるか、藤原紀香がしんぶん赤旗に登場しただけで非難されるありさまだ。
しんぶん赤旗に3回にわたって登場したお笑いの萩本欣一氏((ビートたけしや大田光のように人の悪口で笑いを取るのではなく)は「みんなが右を向いていたら、とにかく一回左を見ろ。左にいいことがある」子どもたちに言ってきたことだという。今がその時ではないか。
発言したとしても俳優・津川雅彦のように極端なアベ支持者、オリンピックのメダリストでも橋本聖子のように自民党から担ぎ出されてそれに乗る人が多い。スポーツも利権化している。その典型が今回明るみに出た新国立場建設工事をめぐる建設費高騰疑惑である。
工事を発注したのは独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(JSC)役員や報酬を見ると、文科省からの天下りが多く、理事長の報酬は13年度で1600万円、少ない理事でも650万円。この組織が受注した方法は大成建設や竹中工務店などのゼネコンへの丸投げ。
上限も設定せず、設計も積算も丸投げだから、落札率100%、当然その裏に政治家の影がチラチラするのは常識だろう。森元総理などが「高いとは思わないとか、ボートレースに1000億円・・ひっくり返された腹いせにべらべらしゃべる始末だ。独裁腐敗政権だ。
ハノイ市内