ハノイ市内
26日(日)快晴。孫がソフトテニスの団体戦で県大会優勝を果たし、奈良県明日香村で行われるインターハイ出場が決まった。家族みんなで応援に行こうということになり、28日出発する。ついでなので、大阪在住の息子の家族や、教え子に会うことにしている。
2日帰着の予定なので、このブログも初めてお休みをいただくことになりそうである。海外にあって接続がうまくいかない時を除いて、休んだことがないのが自慢だったので、残念。原発再稼働、70年談話、沖縄埋め立て承認取り消し、TPP等、戦後一番暑い夏がやってくる。
NHKなど新聞社も大手がいかに権力や広告の圧力に屈して、使命を放棄しようとも、今や女性週刊誌は政治問題をとりあげなければ売れないとか、下らないお笑い番組が軒並み視聴率を下げているという。創価学会や自民党良識派?はこれでもアベにしがみつく?
ハノイ市内 平気でうそをつき、訳の分からないたとえ話で質問をはぐらかすアベ一流の騙しのテクニックについて、様々な人が分析をしている。アベが多用する「一般」と「例外」について、弁護士・石田省三郎氏は「これを多用するとあいまいさが増す。何でもアリになる」
なるほどそうだ。一般とは例外を説明するための想定である。憲法9条を全面否定できないため、「一般に海外派兵は認められないというのは基本であります」例外的に「ホルムズ海峡」を持ち出しているが、オフレコで記者に漏らしたように「実は南シナ海」だと。
私は見逃してしまったのだが、25日の土曜日の報道特集で中曽根元首相の「土人女を集め慰安所開設」文書が報道されたらしい。リテラで詳しく取り上げている。当時海軍中尉だった中曽根康弘元首相が自著「自省録」の中でインドネシアの慰安所作りに関わったと告白。
ハノイ市内 この事実は昨年7月にわかっていたことだが、あの朝日新聞バッシングの中で、新聞、テレビが一切無視、いつもの「反日勢力のデマ」ということで、片づけられたと。中曽根氏は「『原住民の女を襲う』部下の為に苦心して慰安所をつくってやった」と書いている。
番組が追及したのは中曽根氏の手記や当時中曽根氏が主計長として統括していた「海軍航空基地第二設営班」の資料を入手し、元慰安婦や元日本兵の証言をまじえつつ、徹底取材で軍の関与や強制の事実に肉薄するものだったという。報道後、予想通りネトウヨの攻撃にさらされたと。
皮肉なことに、安倍政権が慰安婦問題をなかったことにするために、立ち上げた自民党のプロジェクト「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」の委員長に中曽根の息子である中曽根弘文が就任したというからお笑いだ。中曽根氏の自慢話を次号で紹介する。