第148回金曜行動5日(土)晴。昨夜は148回目の金曜行動で駅前の集会とデモに参加。ツイッター上に「2016年参院選で自公議員を落選させよう」と題し、改選議員のリストがアップされた。これは武器になると思い、一昨日から自公議員にメール構成だ。https://twitter.com/kaisengiin 拡散を願う。
櫻井よしこが「よりましな新聞」として、読売、産経を挙げているが、産経は完全な御用新聞と化し、信憑性の高い「噂」によると、官邸からの重要ニュースは先ず産経に、そして読売へと流されるらしい。安倍政権を全面支持し、反韓、反中感情を煽るだけの政府広報紙となっている。
産経は韓国の朴大統領が「抗日戦勝70周年」記念式典に参加したことに「事大主義」などとして非難しているが、安倍政権や自分達こそアメリカに寄生虫の如く取り入る「事大主義」であることは全く棚に上げて、恥ずかしい。産経は又国連事務総長の参加も非難した。
新婚旅行の街ダラット 国連は中立であるべきで公平に欠けるというのが理由らしく、読売と歩調を合わせている。恥知らずにも自民党は抗議文を送りつけた。潘基文事務総長は今年5月8日のモスクワでの「対ドイツ戦勝70周年記念式典」に欧米や日本が欠席する中参加している。中立を守るというのはこのことだ。
そもそも、欧州にしろ日本にしろ反ファシズム勝利を祝う式典への参加は当然ではないか。モスクワでの式典に欧米各国が参加しなかったのは、ウクライナ問題によるものだ。今回の中国での式典で欧米各国は欠席とマスコミは報じているが各国大使が国を代表して参加している。
読売新聞と言えば、発行部数は世界一だ。その新聞社が恥ずかしい社説を掲げている。「抗日戦勝70年、習氏が内外に誇示する軍事力」と題するものだが、プリントアウトして読んでみた。中韓の「歴史歪曲」は容認できぬ」「日本の軍国主義のたくらみを徹底的に粉砕した」のくだりが歪曲だと。
この街も日本軍が占領した 今や安倍政権が歴史を歪曲しているというのは米国をはじめ世界の認識である。「首相の不参加は適切だった」とも書いている。アベがこの式典に行けるはずもなかろう。社説は又日中戦争当時中国は国民党の統治下にあった、いかにも共産党に負けたわけではない、と言いたげだ。
確かに形の上ではそうで、9月9日の南京での対中国降伏調印式でも署名したのは蒋介石の右腕と言われた何応欽大将である。だからと言って、当時の共産党の抗日戦における役割を否定することなどできるはずもない。これをもって歴史の歪曲と主張する産経の認識が異常なのだ。
最後に「中立性欠く潘国連総長」と小見出しをつけ、菅官房長官のコメントを評価している。驚くべき一節は「韓国は日本と戦っていないという事実に目をつぶり、独立運動で植民地支配からの解放を勝ち取ったという独善的な歴史認識を強調したいのだろうか」完全に韓国を見下している。